2018年6月23日 (土)

RAID5のドライブエラーと対処:G-SPEED Shuttle XL

先日、夜中、Final Cut Proで編集していたら、視界の片隅で赤い光が瞬くのを感じた。
目の前のディスプレイから目を離し、横手方向のラックを振り返ると・・・。
2年前に導入したメインストレージのG-SPEED Shuttle XLのステータスランプが赤く点灯していた。
なんらかのエラー発生のアラートである。

G-SPEED Shuttle XL_20

心拍数があがりながらも、一応、冷静で居られるのは、このG-SPEED Shuttle XLはRAID5で運用しているので、ただちにデータを失うことはないこと。そして定期的にバックアップを取っているので、たしか先月末までのマスターデータは冗長保存されているから。

Gspeed_software_utility_01

G-SPEED Studio Software Utilityを立ち上げると、物理ディスクに障害とそれによってディスクアレイにエラーが発生している。

Gspeed_software_utility_02

ランタイムイベントをみると夜中の1時36分6秒にスロット6のドライブが死んで、7秒後に警告がでている。

G-SPEED Shuttle XL_21

(ハッチを開けたところ。右側の下から2つめのスロット6にレッドアラートがでているのが分かる)
気がついたのが2時前なので、およそ20分、その状態で4K編集をしていたらしい。8発の7200RPM/8TBのエンタープライズ級ドライブで構成されたRAIDはこのくらいでは航行に支障なしのようだ。

とはいえRAID5なので、もう1発ドライブが被弾というかロストしたらRAID全体が崩壊する。
ちょうど2年前、PROMISEのPegasus R6でRAID5のリビルド中にもう1台ドライブが故障し、RAID全体が崩壊する悲劇を経験しているので、油断は禁物。どんな高品質なものでも機械は壊れるモノだ。

・まずやるべきコト。
該当RAIDのデータバックアップ。この時点でG-SPEED Shuttle XLにあったデータは24.5TB。前述したように先月末までのデータはバックアップがあるけれど、念のため24.5TBすべてのデータのバックアップを取る。もちろん、前述のバックアップドライブに書き込んじゃダメ。冗長化を守るには別のストレージに。

Gspeed_software_utility_03

たまたまG-TEAMの支援機材としてCP+2018後に導入していたG-SPEED Shuttle 「ミニ」Thunderbolt 3がとなりにいるのでそちらにコピーする。TB2>TB3変換のせいもあってか、24.5TBのコピーにおよそ12時間(実際はもう少し速かった)。

HGSTのG-TEAM担当者にメール書いたのが日曜日の夕方。

G-SPEED Shuttle XL_22

火曜日に帰宅すると交換用ドライブが届いていた。
ただし、後日確認したところ、通常は故障ドライブとの交換になるので、どうしても日数は掛かるとのこと。
5年保証という非常に安心感の高いG-Technology製品ではあるけれど、データの補償をしてくれる訳ではないので、業務用途の場合はスペアドライブを予め購入しておく方がいいと思います。

G-SPEED Shuttle XL_23

・ドライブ交換とリビルド方法
ここ重要。G-SPEED Shuttleはホットスワップ対応コントローラーを持つRAIDなので、電源を落とさずに、運転したまま故障したドライブを交換する。
専用キャリーごと抜いて、新しいドライブを差し込む(だけ)

G-SPEED Shuttle XL_24

偶然か、そこまで管理しているのか、スペアドライブはHUH728080ALE600(ヘリウム充填型)の同じロットで製造年も同じ。
だいぶ埃がついていた。反省。近日。いったん電源落として内部も掃除しよう。

Gspeed_software_utility_04

新しいドライブを挿入すると、自動的にRAIDのリビルドが走り始める。

G-SPEED Shuttle XL_25

その間も通常使用可能(赤ランプは点灯)。

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G-SPEED Studio Software Utilityでリビルドの進行状況が確認できる。

Gspeed_software_utility_06

コレが長い。ドライブ交換は3分。リビルド27時間といったところ。

Gspeed_software_utility_07

結果、リビルドに27時間16分。

G-SPEED Shuttle XL_26

かくて、うちのメインストレージは問題なく正常復帰したのだった。

RAID0(ストライピング)の速度は魅力だけど、こういうことがあるので、冗長性のあるRAID、そして信頼性のあるドライブと箱(ケース)は重要。

Gspeed_software_utility_08

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2018年6月22日 (金)

いま敢えてSONY RX100M5

今日はSONY RX100 VI (RX100M6)の発売日。わたしの周囲でも話題でかなりの友人知人が予約購入済み。
なのですが、その空気の中、あえて旧型になったRX100M5(RX100 V)を購入。
最後に自分で買ったコンデジはCanon Powershot S90だから8年半前。
数年ぶりに(iPhone以外の)カメラが常に鞄の中にある生活に戻ります。

SONY_RX100M5_01

いや、正しくは知人のスーパーエディター、池田美樹さんがRX100M5からM6へ買い換え、M5を売却するというので安く譲っていただいたのです。

SONY_RX100M5_02

RX100M6は望遠側が200mmと一気に拡大、日常域での万能守備範囲レンズとなった一方で、F値は暗くなり、最短撮影距離も延びました。
大きいとは言え1inchセンサーではボケを活かして・・・を主用途にする訳ではないし、この万能守備範囲が嬉しいヒトは間違いなく多いと思うんだけど、RX100シリーズってそういうベクトルのカメラでは無いと思うんだけどなあ。
という訳でワタシの用途としてはRX100M5の方が向いていると思ったので、M5をありがたく。

SONY_RX100M5_03

RX100IVでハイスピード撮影(スローモーション撮影)を堪能したので、RX100 Vでもそこには期待。普段使いのちゃんとしたデジカメ兼HFSビデオカメラとして。

SONY_RX100M5_04

あ、地味にRX100M6は最短撮影距離が延びたと書きましたが、ワイド端ではM5が5cm、M6が8cm。そしてテレ端はM5が30cmでM6が100cm!
もちろん、M6はテレ端が200mmなのですが、これまでの他機種の印象だと、ワイド端以外は急に最短撮影距離が広がるように思うので、ここも自分の使い方ではマイナスだなあ、と。

SONY_RX100M5_05

ストラップは付属のモノではなく、これを流用。ピークデザインのアンカーを介して付けてみました。アンカージョイントなので、すぐ他のハンドストラップ等を装着できるのも◎

SONY_RX100M5_06

あとはグリップが滑ると定評がある(?)ので、オプションのアタッチメントグリップは買った方がいいかもなあ。

という訳で、RX100M5で初めて撮ったのが、大分から来た知人を迎えての一時。

by_SONY_RX100M5_01

F2.8 1/80秒 ISO3200

by_SONY_RX100M5_02

F2.8 1/80秒 ISO250

by_SONY_RX100M5_03

F2.8 1/80秒 ISO800

by_SONY_RX100M5_04

F2.8 1/80秒 ISO3200

SONY_RX100M5_07

数年ぶりに、いつも鞄にカメラを。がちょっと嬉しい。

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2018年6月20日 (水)

ビデオSALON 7月号とメモリー

ビデオSALON 2018年7月号が今日、発売。
特集は 映像記録主義

Videosalon_2018_7_01

ビデオSALONの表紙がこのデザインスタイルになって久しいが、個人的にはかなり好き。
統一感もさることながら奇をてらわないストレートな「機材写真」でちゃんと見せているのが◎。今月号はBlackmagic Design Pocket Cinema Camera 4K。

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巻頭はそのブラックマジックのポケットシネマカメラ4Kにまつわる座談会。
BMDのカメラ、正直、ワタシには使いにくいのだけど、期待も分かる。
ワタシにとっても、レンズはマイクロフォーサーズで持ってるOMDのプロレンズがそのまま使えて、コンバーター経由でEFレンズが使えて、バッテリーはLP-E6互換。EOS 5D や6D、80D系のEOS主力機のバッテリーなので、家にも大学にもゴロゴロしてる。
そしてメモリーカードはCFast 2.0と、ワタシのEOS-1D X Mark II、大学のC200と同じ。
あれ?本体だけ買えばいいのか(笑)
と言うわけで手配してみました。

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この春、話題になっていたマイクロドローンによるPV「オンナノコズ」のメイキングも。
これ、70gに満たない(よって飛行制限がない)Tiny Whoopと総称されるマイクロドローンによるもの。
この撮影のためにカスタム開発されたらしいけれど、5万円以下のホビードローンでこの画質でるのか、クマデジタルCC氏の買ったTello、いいなあと見てたけれど、こっちかも。

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高田さんとの共同執筆連載 Final Cut Pro X リブートは、オーディオ読み込みと録音。
作例素材はCP+2018の講演用に作成したもので、EOS-1D X Mark II、EOS 5D Mark IV、OM-D E-M1 Mark IIの混成(ハイスピードの1DX2、Logの5D4、手持ち4KのOMD)で、メモリーカードはこの陣容。

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そしてモノ系コラム連載、アフターファイブはそんな高速メモリーカードを活かすためのカードリーダー。
カードリーダーなんて大同小異でしょと思ってる方は、一読下さい。
実際の計測値も含め、ガチンコで書いています。

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結果、デカくて重いけれど、コレ。
ただ、CFは外してもいいからCFastとSDXC IIのデュアルリーダー、出ないかなあ・・・。

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2018年6月18日 (月)

固定資産税をクレジットカードで払う

固定資産税の請求書(もとい納税通知書)が届いてた。
いままであまり考えずに銀行窓口やオンラインバンキング(Pay -easy)で手続きしていたけれど、クレジットカードでも払えるんですね。

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ただし、手数料が1万円毎に78円(税込)(東京都の場合)かかるという。
それじゃあ、オンラインバンキングの方がいいじゃん、と思うけれど、カード払いだとポイントがつく。
ヨドバシカードのポイントが1%だから、1万円当たり22円節約出来る、という解釈でいいんだっけ?
(納税でもポイントつくよね?)

これまでは分納していたけれど(だって一括納税と分納で総支払額は同じなんだもん。支払忘れへの督促コスト考えたら一括納税での割引は理にかなうと思うんだけど税金の割引は税の主旨に反するのかなあ)、手数料をシミュレーションしてみた。
(以下、あくまで東京都の場合です。カード納税の可否、手数料は自治体によって異なります)

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仮に税額が84,000円だとすると、
分納だと1期あたり21,000円で手数料が234円、年間手数料総額が936円で、一括納税だと手数料が702円。
一括の方が234円お得(笑)
というか、仮に税額が84,000円だとするとカード払いのポイントが1%なら840円なので、分納すると手数料で96円が赤字になる。まあ、一括納税でも黒字(?)は年額138円なので、わざわざ気にするようなものでもない(笑)ですが。

こんな夜遅くに家から納税できるという楽さ、優先と言うことで。

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2018年6月17日 (日)

Enlight Quickshot 空の差し換えに特化したiPhoneアプリ

Enlight Photofoxと言えばレイヤーを使ったエフェクトのユニークな写真加工用のiPhoneアプリだけど、同じエンライト(って読み方でいいのかな?)のEnlight Quickshotは、空の差し換えに特化した感のあるアプリです。

Enlight_quickshot_01

これ、左がiPhone 7 Plusで撮ったもの。それをエンライト クイックショットを使ってほぼ1クリックで加工したのが右。
フォトショップを使えばどうと言うことはない?そう思います。
でも、我らがPhotoshopを使っても、範囲選択して空の部分を差しかえて、エッジ馴染ませて、他の部分の色温度いじって全体のトーンを統一して、くらいの手間は掛かる。

でもEnlight Quickshotは「空」というエフェクトボタンから、好みの空を選択するだけで、マスクを切るどころか空をクリックすることすらなく、「空」に相当する部分を自動選択し、差しかえてくれる。

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上の写真は先日ブログに書いた雑誌、エアファイターコレクションの付録、F-14AトムキャットのダイキャストフィギュアをmacOSの壁紙で撮影したモノ
で、下がEnlight Quickshotで空を差しかえたモノ。

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もちろん、パーフェクトなものではなく、元写真や選択した空によっては不自然だったり、エッジがおかしかったりするんだけど、それでもこの「空を認識して差しかえる」機能は相当なモノ。

Enlight_quickshot_04

さらにスライダーバーで、空を動かしてニュアンスを変えることも出来る。
(雲のカタチは変わらないみたい)

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沖縄で撮ったホークアイ

Enlight_quickshot_06

先日の国立天文台野辺山の夜景も(うう、ホントはこんな感じの星空になるはず?だったのに)

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無料だけど、アプリ内課金フィルタも多く、月額450円のサブスクリプション!(7,400円の買い切りもあり)だけど、無償版でも相応に遊べると思います。

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