学生にEOS 5D Mark IIIとIIを問われたら
EOS 5D Mark IIIは期待に違わないカメラだと思う。
強烈な個性と言うよりはオールマイティな性格ゆえ、逆にインパクトが薄いきらいはあるが(その意味でD800/D800Eは強烈なキャラの持ち主だと思う)、使ってみると安定感というか信頼感がひじょうに高い。
ワタシのように、写真技術の未熟さを機材でカバーしている(してもらっている)身にとって、沖田艦(きりしま)から、ヤマトに乗り換えたような感じ。(分かりづらい?)
その意味では本来、未熟なひとほど、EOS 5D Mark IIIに助けられる部分が多く、EOS 5D Mark IIIへの高価な投資を回収出来ると思っている。
ゆえに周囲にはEOS 5D Mark IIIいいよー、買い換えもしくは買い増しだよ、と囁いてまわるのだが学生から問われると、ちょっと答が違う。
もちろん、EOS 5D Mark IIIと前作EOS 5D Mark IIは現在、市場価格で倍近い金額なので学生には手が出ない、という部分もあるのだけれど、本意はそこではない。
ほぼすべてにおいてEOS 5D Mark IIIはEOS 5D Mark IIを上回る性能を発揮するが、特に暗所性能とか、モアレ抑制とか言わなければ、EOS 5D Mark IIはまだまだ力があるということ。
写真:クマデジタルさん
そして、その差額で単焦点レンズを買った方が、間違いなく成長が早いし、面白いと思う。最近、単焦点が高価いものしか出てこないのが課題だが。
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