Mountain LionでQuickTimeエンコードは高速化するもFCPには恩恵なし?
コードレス状態だったうちのMacBook Proに、アップルからようやくコードを載せたお便りが届き、まずはMacBook Pro Type RetinaをMountain Lion化。
マウンテンライオンの200の新機能(!)のなかにQuickTimeのH.264エンコードの高速化が挙げられている。
高性能H.264エンコーディング
HDビデオの標準書き出し設定を選択すると、QuickTime Playerがハードウェアビデオエンコーディングを活用してパフォーマンスを最適化します。
すでにMacお宝鑑定団ブログが検証済みだが、追検証してみる。
使用素材は紗々ROMより
4分30秒のフルHDムービー。ProRes422/1920x1080P/4.22GB
マシンはMacBook Pro (Type Retina Mid2012/Core i7 2.6GHz)
Macお宝鑑定団ブログと微妙にスペックが違うところと検証結果の違いにも注目(笑)
OS X Lion環境 4分10秒 (250秒)
OS X Mountain Lion環境 1分14秒(74秒)
およそ3.37倍速く、これは
シャア専用、とお約束しないとイケナイ感じ(笑)
ちなみに面白いのは、上記で書き出した後のH.264ファイルのサイズが異なることで
元のProRes422が4.22GBであったのに対し、
OS X Lion環境 337MB
OS X Mountain Lion環境 349MB
だった
このあたりはもうちょっと追いかけてみたいが、もうLion環境に戻すのは面倒(笑)
Final Cut Pro Xの書き出しからはどうかと思ってやってみたが
(これはLion時代に計測していなかったので参考までに)
上記の元プロジェクトからのH.264書き出しで4分14秒と、高速化の恩恵はない様子。
えー?Final Cut Pro XってQuickTime Xのエンジンを使ってるんじゃなかったっけ?
FCP Xからはハードウエアコンコーディング(Macお宝鑑定団ブログによればインテルクイック・シンク・ビデオ)を使っていない?
バージョンアップのリクエストお願いしますね > 某氏。
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