ナナオのエントリーカラーマネージメントモニターと高演色蛍光灯
ナナオ(EIZO)といえば、今も昔もハイエンドモニターとして存在感のあるメーカー。
そのEIZOブランドの中でもColorEdgeシリーズはカラーマネージメント対応のプロ用モニター。
ColorEdgeシリーズ最上位のCGシリーズは(27inchは)18万円を越えるまさにプレミアムな製品だ。
とはいえ同じ27inchで2万円そこそこで安価な液晶ディスプレイが買えてしまう昨今、ナナオとしてもプレミアム製品のみで戦う訳にはいかないらしく、(ナナオにしては)安価で高品質なモニターをリリースしてきた。
ColorEdge CS230 23inchながら6万円を切るColorEdgeである。
CS230がウリにするのは、価格では無くColorEdgeの名にふさわしいカラーマネジメント機能。
ベースモデルのCS230は、カラーマッチング用ソフト ColorNavigator Elements を同梱し、「キャリブレーションセンサーを使わずに、わずか4 ステップで写真プリントに合わせてモニターを調整できる」(プレスリリース)のが特徴。
え〜、測色器を使わずにそんな高精度なカラーキャリブレーションが出来るの?とも思うが、ユーザーニーズの多くは、プリントとモニターの色があってる(モニターで見たままのプリントがしたい)ってことなのだから、このアプローチは正しいかも。
ColorEdge専用のキャリブレーションソフトウェアColorNavigatorと専用キャリブレーションセンサーEX2を同梱したモデルも用意されていて、それ以上のユーザーにもアピールするあたりも◎
(同梱価格も安価だしね。遮光フードの方が高価いというのは・・・・だけど)
さらに見ていたら、ナナオは「5000Kの高演色蛍光管が入ったEIZOオリジナル蛍光灯スタンド」まで販売していて、立派だなあと思う。
Zライトの208にFL20SN-EDLを買うと数千円安いのは仕方ないかな。
デジタル一眼レフやミラーレスが売れていて、うるさ型のマニアも増加してる。
ニコンだキヤノンだ、いやNEXだ。ってのも楽しいし、いいんだけど、カメラやレンズに拘るからには、モニターのキャリブレーションや環境光にも拘らないとね・・。
いやいや、自戒を込めて、ですが。
--ads--
| 固定リンク
「画像処理」カテゴリの記事
- Adobe BridgeでEOS RのRawの関連付けがおかしくなった(2019.01.02)
- Adobe Bridge ファイル関連付けの仕様(2019.01.03)
- Nik Collection 2018 by DxO を買う(2018.07.01)
- 被写体を選択:Photoshop CC 19.1(2018.01.27)
- Adobe BridgeでiPhone HEIF 写真の扱い変わる(2017.12.22)
「PC周辺機器/ネット」カテゴリの記事
- スマホの写真とアドレス帳を簡単にバックアップ:マイポケット NTT.Com (AD)(2019.03.18)
- USB-C から 4K/60P HDMI出力するアダプタ:フォーカルポイント(2019.03.01)
- SalcarのSSDケースをApple純正USB-C電源ケーブルで繋ぐ(2019.02.11)
- cheeroのUSB-C ACアダプタは一眼ミラーレスにも好適(2019.01.29)
- iMac ProにCalDigitのThunderbolt 3 ドックを導入(2019.01.21)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
こんにちは。ナナオも蛍光灯を扱っているとは知りませんでせんでした。直管40wの蛍光灯で天井全部、というのがオフィスであれば最強だと思います。目が安定する、そんな感じでしょうか。
投稿: ハンダユウジ | 2012年11月 4日 (日) 09時21分