大学で4K制作:データバックアップはG-DOCKで
大学で4K制作シリーズ。
撮影データ(EOS-1D Cの場合はCFに記録されたMotionJPEG)のバックアップは重要な課題。
ワタシは当日撮影中にはバックアップをとらず(慌ただしい中の作業は人為ミスを誘発するので)、その日の撮影がすべて終了してから確認しつつMacにデータのバックアップを取るのをルールにしている。
今回も基本は同じつもりだったが、現場でバックアップをとる可能性も視野に入れた。
というのもEOS-1D Cの4Kデータは1分で4GBにもなる(公称値は3.76GB/分)
動作保証された128GBのCFを2枚用意したが、それでも1時間。経験的に大学での撮影では1日1時間分は回らないが、だから気にしない、とは言わない。
MacBook ProはもちこむけどSSDの空きは250GB程度なので厳しい。
外付けHDDにバックアップする方向で考えるが、できれば2重にバックアップしておきたい。
今回はG-TechnologyのG-DOCK evを投入した。
Macお宝鑑定団ブログによれば、ちょうどアップルストアでの販売もはじまったらしい。(大手量販店ではすでに販売開始済み)
愛用のthinkTANK URBAN DISGUISE 60に、MacBook ProとG-DOCKおよびACアダプタ等が一式、綺麗に収まる。
G-DOCK evは2つのG-DRIVE evを同時にマウントできるThunderboltドッキングステーションだが、その2つのG-DRIVE evをストライピングやミラーリングといったRAID運用できるのがポイント。
G-DOCKはRAID0で使うと速いんだけど、それでは今回意味がないので(笑)RAID1で構築。
これでも、1回のコピー時間でミラーリングした冗長バックアップが取れる。
これ、なにげに効率的。
G-DOCK自体はACが必要だけど、G-DRIVE evはMacBook ProのUSBバスパワーで動くのでいざというときも安心。
いざという時、も考えて、片方のドライブを強制アンマウントしてRAID崩壊のテストもしたけれど、無事にデータは読めた。
例えばRAID1の片方のドライブがクラッシュしてRAIDが崩壊した場合、カートリッジ式のG-DOCKはそのまま無事なHDDモジュールを取り出してUSB3.0で直接マウント、バックアップに入れるのがアドバンテージだと思う。
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