ゼロ・グラビティとケスラー・シンドローム
久しぶりにIMAXへ。この冬、もっとも期待していたゼロ・グラビティ(原題:GRAVITY)を見るために。
うち、都内のハズなんだけど、どのIMAXシアター行くにも1時間かかるんですよね。
いや、もう面白かった。楽しんだ。わざわざ1時間かけてIMAXで見て良かった。
ただ、自分が悪いのだけど、こういう映画とは思わなかったってのも正直なところで。
以下、ネタバレ含むので、先入観持ちたくないひとや、好きな映画の悪口を聴きたくないひと(あ、ワタシも基本的にそうです)は特別映像の間にページ閉じて頂けると幸いです。
この特別映像みたときに、ゼロ・グラビティ、絶対見ようと思ったんですよね。
まさに、宣伝コピーの言う「音を伝えるものは何もない。気圧もない。酸素もない。」空間で、ひりひりするような冷たい緊張感の漂う、スタティックな映像が紡ぐ物語。
と、勝手に思っていたワタシには、盛大なアクション映画(いや、デザスタームービー?)に思えちゃったんですよね。
破片のひとつでも当たれば(いや、擦れば)致命傷となるデプリがシャワーのように降り注ぐなかを間一髪ですり抜け、火災が起きたISSモジュールの中を飛び抜け、大気圏に堕ちながら炎に包まれる天宮(映画内では完成してる設定?)からソユーズ型宇宙船神舟を分離していくさまは、映画的なスリルに満ちていると同時に、銃弾の降り注ぐ中、戦場を駆け抜けるアメリカ映画型ヒーロー像が被ってしまう。
うーん、disってるように見えるかな。いや、楽しんだし、映像も、演出も、ホントによくできてると思うんですよ。
ただ、こーいう映画とは思わなかった、ってだけで・・・。
ところで、事件の発端になるケスラー・シンドローム。これ、事故じゃなくて米国の通信衛星(監視衛星含む)を一気に壊滅しようとした陰謀で。。。と展開するのか、とちょっと思った。
プラネテス(アニメ版)は、デプリ自体がテーマ(舞台)でケスラー・シンドロームを使ったテロ計画がハイライトでしたね。
なんというか、プラネテスは偉大だなあ、と(笑)
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すげー、こんなCDがあるのか(笑)
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