ダイソン DC61と工業デザイン
先日書いたように、ハウスダストに関するエフジーシー総合研究の調査サンプルになることを条件に、ダイソンのハンディ掃除機、DC61の提供を受けた。
ここでDC61の使い勝手をレビュー、と言いたいところだけど、普段、掃除もしなければ掃除機も触らないワタシが、うーんマンダム、的にダイソンの掃除機を満足そうに使っても嘘くさいかと思い、未使用状態での写真でレビュー(っていうのか?)
ダイソンの掃除機を特徴づける透明なゴミタンク(クリアビン)は、使ったら内部に細かいホコリが付着するよね、と思うので、写真は先に撮るしかない、と思うのだ(笑)
以前から、ダイソンの掃除機はインパクトのあるデザインとカラーリングが印象的だった。
興味のない頃はこれが表層的な「見た目」なのか、機能を具象化した「デザイン」なのか、分からなかったけれど、ダイソンの創業者、ジェームズ・ダイソン氏が英国王立美術大学出身のインダストリアル・デザイナーであることを知って、腑に落ちた気がしている。
勝手な思いで言えば、ダイソンの製品群は機能が形になっているのではなく、機能を象徴的にカタチにしているのだと思う。
このパイプとシリンダーの集合体のようなサイクロン部、も、その象徴だろう。
モダンで機能主義的なデザインはとても好きだけど、実際の製品はプラスティック製なので、重厚感はない。
もっとも、だからこそ、見た目より軽く、意外と扱いやすい重さに納まっているんだろうし。
ただ、このシリンダー状のサイクロン部分が金属製だったら格好良かったろうなあと思って仕方ないので、写真はそんな感じで撮ってみた(笑)
なお、すべての写真はクリックで拡大します。
話そうdyson と大きく製品にサポートのフリーダイヤルが記載されているのもユニーク。
もっとも妻は「このダイソン、しゃべるの?」と言ったが(笑)
Siriのように、「マダ ゴミガノコッテイマスネ」と掃除機がしゃべる時代はすぐそこか?
サイクロン、と言っても仮面ライダーのバイクではありません。
こうみると、少しギーガーっぽくも感じます。
サイクロンの中心にフィルター。このフィルターのみ、定期的に水洗いの必要があります。
紙フィルター不要というのはメンテナンス不要という意味ではないのです。
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