G-DRIVE ev SSDの意味するもの
NAB2014でG-Tech Studioシリーズが発表された。Mac ProがThunderbolt2を搭載したことにようやくG-Technology製品が対応。
まだ実物を試せていないけれど、個人的にはうちのMac Proのメインストレージになる予定。
そして同時に発表されたのが、G-DRIVE ev SSDとG-DRIVE ev 500GB(プレスリリース)
このうちG-DRIVE ev 500GBは、既存のG-DRIVE ev 1TBの容量削減モデルだが、もう一方のG-DRIVE ev SSDは、これまでHDDしかラインナップしてこなかった(と記憶している)G-Technologyの最初のSSDストレージ。
(写真は大学に納品されたG-DRIVE ev 1TBモジュール)
個人的には、この製品の意味するところは大きいと思う。
G-DRIVE evの母艦であるG-DOCKは、Thunderbolt DOCKであるものの、現状のG-DRIVE evでは単独使用時のUSB3.0接続とG-DOCKマウント時のThunderbolt接続時では僅かな速度差しか出ない(ベンチマークエントリー)ので、Thunderbolt接続のアドバンテージを活かすためにG-DRIVE evをG-DOCK上で2台、RAIDを組む方法があるものの、それでも260MB/sくらい。
このG=DOCKの正面写真で分かるように、G-DOCKのHDDベイは、G-DRIVE evより1.5倍ほど厚みがあるので、G-Technologyはモジュールの高速化は7200RPMの2.5inchHDDを2つ重ねたRAIDモジュールをだしてくるのだと秘かに思っていたのだけど、SSDモジュールでやってきた。
プレスリリースでは単独使用(USB3.0)で400MB/s、G-DOCK使用時には480MB/sだという。
なるほど。G=DOCKのアドバンテージが活きてくるなあ、これは、と思う。
もっともSSDモジュールは相応に高価だと思うので、そうそう気軽に使えるモノではないと思うが、物理的駆動部のないモジュールはロケやフィールドワークでは大きな安心感になると思っている。
などと考えつつ、大学演習室にもG-DOCKが導入開始。
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