Manfrotto Digital Director 動画とモード別画面
マンフロットから発売されるiPad Airを使ったユニークなデジタル一眼モニター&コントローラーであるManfrotto Digital Director (以下MDD)のレポートをビデオSALON8月号(7/20発売)に書きました。
ここではページスペースの関係で載せられなかった各種のモード別インターフェイス画面と、解説動画を掲載します。基本レビューは申し訳ありませんが是非、ビデオSALON誌をご参照ください。8月号は別冊付録に恒例の映像制作機器ガイドがついて大変お得です。
ディレクターズモニターとして、コントローラーとして共に有効なMDDですが、そのアドバンテージを支えるのが、MDD内部のCPUと(WiFiに寄らない)直接結線による安定性とレスポンス。
撮影協力:TAIKA動画(高田昌裕) 音楽:ibgm 機材協力:Macお宝鑑定団
以下、インターフェイス
スチル写真モード(基本)
動画モード(基本)絞り優先
絞り優先時に操作可能なパラメータと不可能なパラメータに留意
動画モード(基本)マニュアル
マニュアル時に操作可能なパラメータと不可能なパラメータに留意
ピーキングオンでフォーカスアシスト
スチル写真モード(フル画面) パラメータUI オフ
動画モード(フル画面) パラメータUI オン
オーバーレイされたUIウインドウおよびRECボタン等はフローティングで、任意の場所に移動することが可能です。
動画モード(スチルモードも同様ですが)で
画面拡大も可能(フォーカスアシスト:収録画像は影響を受けません)
バッテリー残量チェックは、カメラ、MDD本体、iPadすべての状態をモニタリング可能(これ、何気に重宝します)
スチル写真は転送され、MDDの専用ライブラリに保存され、レーティングやSNSアップロード、メール送信が可能。
ですが、動画はサムネイル転送のみ。(レーティング等は可能)
ライブラリの写真は、画像処理も可能。まあ、クライアントへ説明するときに?
ジブアームなど、カメラとの距離があるときには必須ともいえる利便性。ただし、付属のUSBケーブルは1mなので、USB延長が必要。
円安の悪影響もあって、ちょっと高価いのがウイークポイントか。
--ads--
なお、MDDにはiPad Air用のMVDDA13とAir 2用のMVDDA14(こちらは発売が8月)とありますが、厚みが1.4mm違うAirとAir2に最適化したホルダー部の仕様の違いのみで、機能差はありません。
| 固定リンク
「カメラ/写真」カテゴリの記事
- キヤノン HDRプリントは HEIFコンテナ経由:CP+2019(2019.03.04)
- OM-D E-M1X / E-M1 Mark II 大きさ、重量比較(2019.02.26)
- OM-D E-M1X(の取説)、大地に立つ(2019.02.22)
- OM-D E-M1 Mark II シルバーモデル(2019.01.26)
- フォトグラファー白書2019 コマーシャルフォト2月号(2019.01.13)
「デジカメ動画」カテゴリの記事
- ビデオSALONでポートレートムービー特集(2019.01.18)
- EOS R : 4Kクロップの残念とマウントアダプターの◎と(2018.09.06)
- ポケットには収まらないけど Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K(2018.04.10)
- ビデオSALON 4月号「ハイスピード撮影を極める」(2018.03.20)
- エテルナとフジフイルム X-H1(2018.02.16)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント