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2018年8月

2018年8月26日 (日)

音も外観も美しいヘッドホン:MEZE 99 CLASSICS

最初に美しい外見に魅惑された。そして、聴いたら美しい音に魅了された。見た目だけの製品ではなかったし、音質だけの無骨な製品でも無かった。
ルーマニア、メゼ社の木製イヤーカップを持つヘッドホン、MEZE 99 CLASSICS WALNUT SILVERのことだ。

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MEZE 99 CLASSICS WALNUT SILVER

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このレビューにあたり、MEZE社より該当製品(99 CLASSICS WALNUT SILVER)のサンプル提供を受けていますが、それ以外の利益供与(報酬等)は発生していません。
また、同社およびレビューズ事務局は記述内容に関与していませんし、事前に原稿を見せることもありません。公開後、内容の事実誤認等で訂正した場合は、修正部分を明示します(誤字脱字の修正を除く)。このブログにおける【AD】【PR】等 表記と運用ポリシーについてはこちらをご覧下さい。
http://mono-logue.air-nifty.com/monolog/privacy_policy.html

レビューズサンプリングキャンペーン参加中

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専用のキャリーケースに収納されたMEZE 99 CLASSICS WALNUT SILVER(以下99 CLASSICS)。ハードケースに入ったヘッドホン自体、初めてです。
相応に音にも意識的ではあるけれど、オーディオマニアにはほど遠いワタシの常用ヘッドホンは、仕事(映像編集)時はSONY CD900ST。リスニング用にはSONY MDR-1R。前者はモニターヘッドホンなので99 CLASSICSの比較対象はMDR-1Rなのでしょうが、CD900STもあわせて印象を書いていきます。

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木と金属と革で構成された製品。最初に魅惑されたのはこの外観でした。
少なくとも手の触れる部分にプラスティック等の樹脂部分はありません。
WEBサイトの解説によれば内部部品も同様で、すべてのパーツはナットとボルトで組み上げられ、接着剤も使っていないとあります。

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99 CLASSICS のルックスを印象づけるイヤーカップはウオールナット。美しく、かつ手触りの優しい木材で、公式ページではクルミ材と書かれています。たしかにクルミとウオールナットは同じといえば同じものなのですが、この方のブログで書かれているように日本の家具業界では違うものとして扱われています。
99 CLASSICS のイヤーカップはその意味で言えばブラックウオールナット材だと思います。

このパーツはCNCマシンで削り出された後、手作業でサテン仕上げされているそうです。

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付属するケーブル類。(写真には写っていませんが専用ポーチが付属します)
・3m ケーブル
・1.2mケーブル(マイク、リモコン付き)
・航空機用アダプタ ・ステレオジャックアダプタ
写真で分かるように99 CLASSICSのケーブルは両だしです。個人的には使い勝手は圧倒的に片出しですが、やはり伝送距離の差を嫌うのかもしれません。

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2本のプラグ部分、良く見るとLとRでパーツデザインが変えてあって、指先の触覚で左右が分かるようになっています。(写真左上)
左右ケーブルの接合部に小さなマイク穴があるのが、1.2mケーブル。この1.2mケーブルにはリモコン(後述)もあるので、iPhoneやAndroidでの使用が前提のようです。(写真右上)
3mケーブルにはマイク等はありません。(写真下左右) ケーブルはともにOFC。
ケーブルにはさすがに樹脂パーツが使われています。

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ケーブルを挿す前、挿した後。周到にデザインされた印象です。

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ケーブルを挿した状態の99 CLASSICS 。

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さて、実際に使ってみます(写真はイメージですが、99 CLASSICS 実機です)
モデル:Yuzu

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99 CLASSICS ヘッドバンドの特徴として、フィッティング調整がほぼ不要であることがあります。革製ヘッドバンドの内部に仕掛けがあるようで、自然とほどよいバランスにフィッティングされます。
音質指向のヘッドホンにありがちなきつめの締め付け感や圧迫感がないのが◎です。ただし、その分、密閉型ではあるものの完全な遮音性はなく、また僅かな音漏れがあります。
お詫びと注釈
掲載写真ではリモコンが右手側になっていますが、これは装着時のミスでリモコンのあるケーブルはL(左側)です。写真は間違っていますが、レビュー時はすべて正しい接続にて行っています。お詫びして(写真は)そのまま掲載します。

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ワタシ自身はあまりエージングによる音質改善を信じていないのですが、今回は4日間、約96時間に渡ってバーンインを行っています。振動板をはじめとする部材が物理的なものである限り、その慣らし運転は効果があって「も」不思議ではないとは思うので。

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1.2mケーブルのリモコンは1ボタンで、iPhone、iPadでの動作は確認しました(Androidでは試していません)。
シングルクリックで再生、停止。着信通話、切断。
ダブルクリックで次の曲へスキップ
トリプルクリックでバック。
長押しでSiri起動。
LightningコネクタのiPhone、iPadでの変換コネクタ経由での正常動作も問題ありませんでした。MacBook Pro、Mac Proでも動作したのはちょっと驚きましたが。
なお、音量調節機能はありません。

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音質は豊かで艶やか。音場が広がるイメージが特徴的です。ウオールナットのイヤーカップから柔らかく中・低音が出て・・みたいなプラシーボ的先入観があったのですが、逆に音は硬めというか粒立ちがはっきりしているように感じます。
モデルで協力頂いたYuzuさん曰く、「今まで聞こえなかった音が聞こえる」が言い得て妙で、音の解像感があきらかに高い印象。
また、高音がきっちりしているのも印象的で、音を演出するのではなく、全方位に正しく出すカタチ。とはいえモニターライクではなく、シックだけど艶やかな傾向。

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前述のようにヘッドバンドの締め付け感があまりないので、屋外での使用感も好印象。

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99 CLASSICS という名前やウオールナットのイヤーパッドから、クラシック音楽的なイメージもありましたが、ボーカルとの相性がとても良かったのが実際に使って感じたところ。
ミュージカルのサウンドトラックやジャズボーカルでは、吐息が感じられるような艶めかしさがあります。

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圧縮音源に高級ヘッドホンは役不足じゃね?というツッコミもあろうかと、SACDを対応プレーヤーで視聴もしてみましたが、年齢による経年劣化したワタシの耳では明確な違いを語ることはできないようです(笑)

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個人的にはそこまで本気で音を聴くときはスピーカーで聴きたいなあと思うほうなので、99 CLASSICS は気を張らない使い方で、なおかつ1ランク上の音楽を味わえるヘッドホンという位置づけでしょうか。

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革製のヘッドバンド。PUレザーですが、触感含め上品な質感が好ましく感じます。
ヘッドバンドフレームはマンガンスピリングスチールにコーティング。

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亜鉛合金に電気メッキコーティングしたパーツとのコントラストもとても美しく、好みです。
前述のようにすべてビスとナットで組み上げられ、接着剤もプラスティックも使われていません。

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イヤーパッドはやや薄め。最近の流行りは肉厚で大きいパッドに思うので、逆に大人っぽい上質感を感じます。
イヤーパッドは交換可能ですが、交換パーツが日本で普通に購入できるかどうかはWEBで見た範囲では分かりませんでした。(WEBにアクセサリーページはありますが、英語版サイトのように価格等が入っていないので。)この辺りは、後日、情報があれば追記します。
追記訂正
交換パーツ含むアクセサリーは、日本の正規代理店テックウインド経由で専門店やAmazonで普通に購入できると分かりました。訂正いたします(8/27)

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自宅やスタジオならともかく、街中で大型のヘッドホンってちょっと・・と思っていたのですが、こうみると悪目立ちすることもなく、イイ感じ。
まあ、モデルがいいのであって50代半ばのオマエがやると痛いよという意見はあると思いますが。

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イヤホンと異なりヘッドホンはフレームに触れるとゴツゴツとイヤーパッド(の中の振動板)が音を立てるのが常ですが、99 CLASSICS は金属フレームなので不用意に触れると、金属の反響音がします。
逆にケーブルの衣擦れ(タッチノイズ)はほぼ感じられず。

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撮影した日、かなり風が強かったのですが、快適なオーディオ体験ができたことは書いておきたいと思います。

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個人的には99 CLASSICS は自宅のリスニング用ヘッドホンの主力の座をSONY MDR-1Rから奪うカタチになりました。
音の粒立ちからくる全体音像の解像度と、音場の広がり、美しい残響が自分の好みだったこと、MDR-1Rのデザインも好きだったのですが、99 CLASSICSは触感においても、心地よさが上だったことが要因でしょうか。

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ミュージカルのサントラやジャズボーカルの描写が良かったので、映画鑑賞時のヘッドホンとしてもいけるような気がします。
そちらはまだ試していませんが、今後、使ってみて好印象なら、全方位に守備範囲が広がりそうです。

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Special Thanks モデル:Yuzu  yuzukihiromi.net

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2018年8月25日 (土)

ニコンのXQDは なぜ120GBなの?

木曜日に正式発表されたニコンの次期主力一眼、NIKON Z 7(と6)、今日(土曜日)には量販店にカタログが山積みされているあたりもニコンの本気が伺えてイイ感じ。

Nikon_xqd_01

予約も好調らしく、あとは来月の初回出荷でどのくらいの量を出せるか、でしょうか。
閑話休題(それはさておき)
昨日のNikon Z と XQDエントリーに、FBでコメントを頂いたのが、
「NikonブランドのXQD120GBってなぜに8GB足りないのでしょう?何かの領域に消えたのかな?」

Nikon_xqd_02

おお、たしかに。ニコンの用意するXQDカードは120GBだ。
ってか、それよりも、ニコンオリジナルグッズって言い方、止めた方が良くないか?(笑)

「120GB を 1K=1,024 で計算すると 128,849,018,880 Byte (約128G)になるのでだと思いますが、そうなると64GBも60GBって書かないと辻褄が合わず。」
と他の方も追随し、謎は深まるばかり。

XQDカードはSONYとレキサーしか生産しておらず、レキサー(正しくはマイクロンテクノロジのレキサーブランドからの)撤退後は、ソニーのみがXQDの製造ラインのはず。
(レキサーの商標を取得した中国企業がXQDを生産してるとの話は聞かないので)
とするとニコン純正のXQDカードは99%、ソニーのOEMだと思うんだけどな。

Nikon_xqd_03

パッケージングのデザインも公称スペックも、まさにソニー製と瓜二つ。

なのに、ニコンだけ120GBと、ソニーに較べ少ないのはなんなんだろう・・?

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2018年8月24日 (金)

Nikon Z と XQD

ゼミ旅行に行っている間にNikon Z 7 / Z 6 も DJI Mavic 2も正式発表され、さらにApple 京都のプレス向け内覧会も終わってしまって、ブログ書くタイミングを逸してしまったmono-logueです。
ので、ニコンの次期主力 Z系についてちょこっとだけ。

知人のプロ筋でも評価が分かれているNikon Z 7 / Z 6ですが、これから長くニコンの主力となっていくシリーズなので、初号機だけみてすべてを読むことは出来ないと思うから、まあ。
キヤノンのEOSも初代はEOS620 / 650だったんだし、Z7/Z6はハイエンド機かも知れないけれど、D5やD850の置き換えには力不足なのは明白なので、オリンピックイヤーまでにはフラッグシップが出ると思うんですよね。
それかニコンはオリンピックをミラー機(D6?)で戦うつもりかどちらかだと。

Nikon_z7

それはともかくとして、Z 7も Z 6も(この半角スペース、書きにくいなあ)XQDのシングルスロット。シングルスロットなのも製品のポジションゆえだと思うのですが、それをXQDに、ということは、ニコンは中堅機以上のカメラでSDを止めたということですよね。勇気あるなあ。

CFast&SD card_01

キヤノンはEOS-1D X Mark IIやシネマEOSでCFastを採用したけれど、CFast 2.0の後継規格 CFexpress 1.0はCFast上位互換ではなく、XQD上位互換だという、なんじゃこりゃー(松田優作風に<古いデスカ)な状況

ってことは、ニコンユーザーはZ用にXQDを買ってZ9(?)あたりがCFexpressになっても使いまわせるけれど、CFastはそこで終了。
CFastは、CFの後継として同じサイズのカードとして展開したけれど、それで使い回せたのはカードケースだけ。なんだかなあ。

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2018年8月19日 (日)

M.ZUIKO PRO F1.2 単焦点3兄弟

マイクロフォーサーズのレンズはコンパクトで価格も安いのが魅力だけど(先日購入した30mmマクロはまさにそんな1本)、高価くてちょっと大きく重いハイエンドレンズ群も存在します。
M.ZUIKO PRO。その中でもF1.2大口径の単焦点プライムレンズシリーズがこの3本。

ボケを極める。とか言われると、ツッコミしなくては、とか思っちゃうけれど(笑)

M ZUIKO PRO_01

左から
ED 17mm F1.2 PRO、ED 25mm F1.2 PRO、ED 45mm F1.2 PRO

わずかにサイズも重さも違うけれど、ぱっと見、同じで3本揃うと、使うとき間違いやすい💦
とある仕事のために、先日、うちにやってきました。
(25mmF1.2のみ私物です)
25mmと45mmはフードも同じなので、並べるとホント、3兄弟。

M ZUIKO PRO_02

25mmがいちばん大きく見えますが、これは25mmのみ(私物なので)保護フィルターが付いているため。
ED 17mm F1.2 PRO  68.2mm x 87mm 390g (最大径 x 全長 質量)
ED 25mm F1.2 PRO  70.0mm x 87mm 410g
ED 45mm F1.2 PRO  70.0mm x 84.9mm 410g

フィルター径は 3本とも62mmなので、NDやPLを共用できるのが◎。

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2018年8月17日 (金)

ビデオSALON 9月号でeGPU

ビデオSALON9月号は来週月曜日に発売ですが、編集長ブログが公開されています。
9月号責了しました。今回はノウハウ系にかなり振ってますが、機材レポートもいいんです

ここで名前出して頂いているように(笑)、旬のMac周辺機器、Blackmagic eGPUのレポートを書かせて頂いています。

BMD eGPU_10

写真は誌面に使っていないもの、もしくは別テイクを掲載してみました。
記事には書いていませんが、テスト時はディスプレイにBenQのPV270を使っています。正規24P再生をサポートする(比較的)安価なカラーマネジメントディスプレイで、CP+2018でトークショーさせて頂いたご縁で個人的にお借りしています。このmono-logueレビューも近いうちに。

BMD eGPU_11

波動砲発射前のアンドロメダみたいですが、Blackmagic eGPUの底面です。このLEDライトが通電中光り、接地面を淡く照らします。
eGPUは波動砲クラスのパワー・・・と言った原稿は書いていません(笑)

BMD eGPU_12

thinkTANK Photo の エアポート・ナビゲーターに、MacBook Proもケーブルも電源も一式がピタリと収まります。
iMacを持ち歩くのは難しいですが、これなら現場に持ち込めます。

SONY Grip

いつもの連載のネタは、SONYのグリップ三脚、VCT-SGR1
RX100系ユーザーにはお勧めのアクセサリーです。

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2018年8月15日 (水)

ノクトニッコールの再興?

mono-logueでは、あまりリークやウワササイト由来の話はしないことにしているのですが、今回はただの与太話として許して下さい。
自らティザーを展開し、来週の発表が事実上確定しているニコンのフルサイズミラーレスの製品型番が、Nikon Z6 とZ7だとNikon Rumorsが書いています

これ、ゼットなのか、ゼータなのか、それともジィーなのか分からないけれど、まるでモビルスーツかモビルアーマーな印象でいい(笑)最終決戦感が漂います。

そしてそれ以上に、おお、と思ったのが、当初に出る(?)レンズの筆頭にZ-Noct-Nikkor 58mm f/0.95の名があること。
ニコン往年の銘レンズ、ノクトニッコール 50mmF1.2の名を受け継ぐのだとすると、Zマウント(?)の象徴となる存在になるのでしょうか。にしても、この名前、まるでドイツの自走式迫撃砲のようなカッコ(?)よさ。

Nocturnus 50_02

ノクトニッコールの名前はノクターン(夜想曲)から来ているそうですが、その語源のノクターナス(ラテン語)の名を持つレンズ、 Meyer-Optik-GörlitzのNocturnus 50mm F0.95

ノクターナス50ミリは電子接点すら持たないマニュアルレンズですが、Z-Noct-NikkorはおそらくF0.95で実用になるAFシステムとセットで登場するはず。
このごくごく浅い深度のレンズって照準の難しいビーム兵器と同じで、(ピントが)当たれば絶大な威力だけど、当たらなければどうということはないはずで。

EOSシステムも初期にEF50mm F1.0というレンズがあったけれど、その後なくなり、50mmF1.2が現行。当時、このレンズ見たことすらないので、これが実戦向きでなかったのか、それとも他の理由があったのかは知るよしもありませんが、ガンダム的なシンボルは開戦?時には必要なんだろうなあと思います。

Nocturnus 50_01

プリモプランの75mmF1.9でさえ、フォーカシングに苦しむワタシにとって、F0.95なんて開放F値、マニュアルでピントを合わせる自信なんてありません。
いや、静物ならなんとかなるかも知れませんが、人物だとまさにピントのずれた画しか撮れないと思います。手練れのプロフォトグラファーならいけるのでしょうか?いや、多くはそうではないから、ニコンが新システムの象徴として出してくるのだと思います。
とても楽しみ。

IMG_0620

そんなワタシは、とある仕事でF1.2開放での作例撮りに四苦八苦(笑)
(写真はEF50mmF1.2開放ですが、今回の仕事とは無関係です)

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2018年8月14日 (火)

Pegasus R6 ドライブエラーと復旧25時間

自宅で運用している最古のRAID5がドライブエラー起こした。まあ、古い機種だし、HDDはある意味消耗品だし、仕方ないとは思う。これは、2012年に購入したPROMISE Pegasus R6の何度目かの(笑)ドライブエラーと復旧までの備忘録である。

Pegasus R6

夜中、作業していたら、データがセーブできないという。デスク横のエレクターに設置されたRAIDを見ると、マスターがオレンジに点灯し、最下段のベイに赤いアラートが灯っている。
ああ、ドライブ、逝ったかなとPromise Utilityを立ち上げると

Promise_utility001

確かにベイ6のドライブが死んでいた。
8月11日(土) 午前1時1分。
エラー履歴をたどると、その2分前の0時59分からバッドセクター報告が出ている。

このPegasus R6は2016年にRAID崩壊の惨劇を経験した後、RAID50で運用してきたのでデータはこの時点では大丈夫。
ただ、2年前の惨劇の教訓は「再構築(リビルド)は他のドライブにも一斉に負荷がかかるので、障害が顕在化し易い」ことなので、すぐ、もうひとつのメインRAID G-SPEED Shuttle XLにデータ全てをコピー。

並行して、交換用のベアドライブを購入すべくMacBook Pro(別マシン)で検索。
PegasusR6、本来の搭載ドライブ Seagate ST3000DM001はすでにディスコンで、去年のディスクエラー時には Seagate ST3000DM008を代替として換装していた。
ところがST3000DM008ももう終了らしく、Amazonでは8/15以降のお届けの店しか扱っていない(お盆か!)。ヨドバシやその他も販売終了表示。
Amazonでもヨドバシでも、後継モデルあるとST3000DM007を薦められるのだけど、ST3000DM007、シーゲートのサイトで調べたら5400rpmじゃん。ST3000DM008は7200rpmだってば。
でも、たしかにST3000DM00X型番で7200回転のドライブはもう出ていないみたい。

4日間もアラート出し続ける片肺のRAIDを運用する勇気がなく、その日、御茶ノ水で仕事があったため、終了後、秋葉原を回る・・・も、ST3000DM008を置いたショップはない。というより、ベアドライブを置く店が明らかに減ってるような印象。
結局、ヨドバシでST3000DM007を購入。Amazonの方が1,000円近く安かったけれど、その段階でAmazonにオーダーすると、早くて翌日だからなあ。
もう同型じゃないんなら、HGSTやWDのドライブでもいいんじゃなかと思うけれど、なんとなくバラクーダはバラクーダでと思って。

帰宅後、ドライブを交換(交換手順は後述)。リビルド(再構築)開始。

Promise_utility002

リビルド開始が11日午後5時24分。
リビルド終了、正常復帰が12日午前2時43分なので、リビルドに9時間20分。
障害発生から25時間42分で状況終了。

ただ、これを機に、PegasusR6はメインのストレージから引退。バックアップに回ることとし、障害発生時に避難したG-SPEED Shuttle XLを写真、ムービーストレージから書類を含むメインストレージに位置づけを変更。
パスをいくつか設定し直した。

PegasusR6のドライブ交換手順
・電源をオンのまま、赤ランプ点灯中のベイを開き、HDDユニットを取り出す。
・HDDを交換、ベイに挿入
・PegasusR6をアンマウント、電源落とし、しばらく待って電源再投入
・macOSから読めないとダイアログが出るので「無視」を押す。
・Promise Utilityを立ち上げ、Physical Diskを確認
・交換したベアドライブのコンフィグレーションがPass Thruになっているので
・Physical Drive Settingを Pass ThruからUnconfiguredに変更し、セーブ。
・CONFIRM呪文を入力。
・Pegasus R6の電源を入れたまま、該当ドライブを1度抜いて、再挿入し、Pegasusから認識させる(ここミスるとRAID崩壊するので注意)
・1分ほどでリビルド開始
・リビルド中もPegasusR6は使用可能ですが、ワタシは念のためヘビーな負荷を与えないようにしています。

以前書いたスクリーンショット付きの手順は、こちら

復旧後、66時間が経過。現在の所、正常に稼動中です。

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2018年8月13日 (月)

ETCカード期限切れ警告

先月、メインのブラックカード?ゴールドカード?を更新したばかりだけど、今月に入るやいなや、SUBSRU XVのカーナビがETCカード期限切れ間近の警告を表示するようになった。

Xv_etc

カード会社に問い合わせると、なんらかの事情で8月末更新分のカード発送が遅れていて、下手するとお盆明けになるらしい。

えー、それまで毎回、この警告見て、OKを押さなきゃいけないのか・・・。

ところでETCカードを差し込むETC車載器、取付位置にも寄るのだろうけれど、どっちが上とかよく分からないので、カードの差し込み方向も分からなくなったりしませんか?
ワタシ、だいたい2回くらい差し直します(笑)

Cyet2000d

SUBARU XVでパナナビを選ぶと、ETC車載器はコレになるんだけど(SUBARUのアクセサリーページ)、このパナソニック製車載器、パナのCY-ET2000Dで、Amazonでは1.25万円だというね・・。
スバルのカタログでは32,184円。いや、まあ、取付工賃が入ってる、ってのは理解するんですけどね。

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2018年8月12日 (日)

128gのマクロレンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

明後日からオリンパスオンラインショップがお盆休みに入るからね、という案内を見て、ついオーダーしました。M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
このエントリー コンパクトなマクロレンズが欲しいにいろいろツッコミを頂いたので(笑)やはり有言実行で。

ZUIKO ED 30mm F3_5 Macro_01

後述しますが、マイクロフォーサーズのセンサーが小さいこともあってか、最短撮影距離が短いことに驚きます。近接撮影能力が高いのは使いやすい一方で、最短撮影距離近くでワークディスタンスが取りにくいデメリットもあります。

ZUIKO ED 30mm F3_5 Macro_02

フォーカスはモノアイに合わせてみました。
ワタシの常用マクロ、EF100mmF2.8L MACRO IS USMが最短撮影距離 0.3m。M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro は最短撮影距離 0.095mですので、3倍近い。のです。

ZUIKO ED 30mm F3_5 Macro_03

EF100mmF2.8L MACRO IS USM
最大径 77.7mm x 長さ 123mm 質量 625g 最短撮影距離 30cm 最大撮影倍率 1倍
M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro
最大径 57mm x 長さ 60mm 質量 128g 最短撮影距離 9.5cm 最大撮影倍率 1.25倍

ZUIKO ED 30mm F3_5 Macro_04

コンパクトさに加え、128gという軽さが魅力。旅行時に鞄の隅に入れるのに躊躇しない重量。
ちなみに単一電池の重さは約140gなので、単一電池1本より軽い勘定。

ZUIKO ED 30mm F3_5 Macro_05

レンズ面も小さいです。保護フィルターを着けるかどうか迷ったけれど、このレンズ、フードが設定されていない(同梱されていないのではなく、用意されていない)ので、当てたらイヤだなというのとレンズ面が奥まっていて汚れたら拭きにくそうなので、取りあえず付けてみました。
ただ、あとで外すかも知れません。

ZUIKO ED 30mm F3_5 Macro_06

最短撮影距離は95mm。レンズの長さは60mmで、センサー指標から測ると、レンズ前面まで約80mm、保護フィルター装着時は約85mm。
つまり最短撮影距離の被写体とのワークディスタンスはレンズ先端から10ミリになります。

ZUIKO ED 30mm F3_5 Macro_07

ので、例えば腕時計の盤面を正対にして最大倍率で接写しようとすると、盤面に光が入りません。

ZUIKO ED 30mm F3_5 Macro_08

このように斜めにして光の入るルートを確保する必要があります。そりゃ、フード用意できないですよね(笑)
キヤノンのEF-S,EF-MにはLEDライトを仕込んだマクロレンズがあるけれど、オリンパスはそのギミックはない。
(いや、マクロフラッシュ STF-8はあるけれどさ。やはり瞬間光より定常光のほうが分かりやすいですよね)

ZUIKO ED 30mm F3_5 Macro_09

とはいえ、↑の状態で撮ったのがコレ。
OM-D E-M1 Mark IIの手ぶれ補正能力とあわせ、かなり便利に使えそうなマクロレンズです。

ZUIKO ED 30mm F3_5 Macro_10

ZUIKO ED 30mm F3_5 Macro_11

ZUIKO ED 30mm F3_5 Macro_12

という訳で、2018年、初めてのカメラ系支出はマイクロフォーサーズマウントのマクロレンズでした。
もうすぐニコンのフルサイズミラーレスが、続いて9月のフォトキナ前にはキヤノンのフルサイズミラーレスのリリースも確実視されていますが、たぶん、ニコンキヤノンの新システムは2020年のオリンピックにフォーカス合わせて最初の展開を行うだろうから、それまでは様子見かなあと思っています。
(これを前言撤回させるくらいのスタートダッシュ見せてくれたらいいなあ)

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2018年8月11日 (土)

Peak Design アンカー交換品届く Part 2

割と即申し込んだつもりだったのですが、腹黒い三連星のうちでは一番遅かったというね。

いや、ワタシの大学分はそうそうに届いたのですが、それより前に申し込んだ個人用がようやく届いたのですよ。

PeakDesign anchorlinks_20

今回はサンフランシスコ便。

腹太い三連星の軌跡はこんな感じ

6/7(木):ワタシ、オンラインで交換申し込み
6/8(金):bさん、オンラインで交換申し込み
同じ頃、クマデジタルさん、オンライン申し込み
6/16(土):ワタシ、大学分オンラインで交換申し込み

7/5(木):ワタシ、大学分 到着(from香港)
7/25(水):bさん、交換品到着(fromサンフランシスコ)
7月末?クマデジタルさん、交換品到着(fromサンフランシスコ)
8/6(月):ワタシ、個人分 到着(fromサンフランシスコ)
なんだかなー(笑)

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そして、スプリットリングが大学に届いたもの(右)と今回届いたもの(左)で違います。

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OM-D E-M1 Mark IIのアイレットには、新型V4の紐部分が通らないので、スプリットリングを使うことになりますが

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まあ、bさん同様、ワタシもOM-D E-M1 Mark II付属の三角環を使います。

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それにしても、このアンカーリンクス、街で見かけることも増え、この手のシステムでは事実上スタンダードになった感がありますね。

そういえば、CP+2018のとき、なんかの記念?で、ブルーのアンカーを限定で発売するとか言ってませんでしたっけ?
このリコール騒ぎでなくなったのかな・・・?

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2018年8月 9日 (木)

駿河台大学メディアセンターPCリプレイス

勤務先大学の駿河台大学メディアセンター(発展型図書館)の共有PCがリプレイス、クリエイティブ用途PCはWinからiMacに。
Adobe CCもFCPもDaVinci Resolveも入ってます。

駿河台大学メディアセンター

夏休み期間を使ってフロア単位で共有パソコンをリプレイス。
これまでデスクトップ機だったのがノートになるのも時代だなあと思いますが、Winだった多機能PCと呼ばれるPCがMacベースに。
情報システム課、いい仕事するなあ(笑)

駿河台大学メディア工房2018

基本アプリケーションは、映像・音響系専門演習室であるメディア工房(うちのゼミのホームベース)と互換性をとってくれているらしく、すばらしい。

そんな大学を見に来るなら、次回オープンキャンパスは8月25日(土)です。
わたしは登壇しませんが、終日大学にはいますので、よければ遊びにお越しください。

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2018年8月 7日 (火)

コンパクトなマクロレンズが欲しい

花や昆虫を撮る趣味はあまりなく(下手なんです、謙遜ではなく、本当にダメ)それでもマクロレンズは好き。
EF100mm F2.8L MACROは描写も素晴らしく、手持ちも可能な手ぶれ補正能力と相まって、ワタシのメインマクロレンズなんだけど、正直、カメラバッグに常備するには大きい。

EF100mm F2.8L

鉄壁の(?)レンズラインナップを誇るはずのキヤノンEFレンズだけど、実はコンパクトなマクロレンズがない。
いや、以前はEF50mm F2.5コンパクトマクロという等倍撮影は出来ないものの、コンパクトで精密な描写に定評のあるレンズがあったのだけど、3年前にディスコンになった。

同じキヤノンでも、EF-Sなら EF-S35mmF2.8 マクロが、EF-MならEF-M28mm F3.5マクロと、小型でユニークなマクロがあると言うのに、フルサイズ対応のマクロはない。
そこを突くかのように、シグマからカミソリマクロ 70mm F2.8 が出たのだけど、これ、シグマらしく手ぶれ補正なんて言う便利で軟弱な機能はついていないんですよね。

Mzuiko_digital_ed_30mm_2

そしたら、セカンドシステムであるオリンパス OM-DにはM.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroという等倍どころか2.5倍撮影可能なコンパクトマクロレンズがあることに気がついた。
なんで買わなかったかというと過剰にOM-Dを充実させたくなかった(笑)のと、M4/3でF3.5はなあ、というのと。

OM1C2114

普段使いのED12-40mmがF2.8でそこそこ寄れるので、テーブルフォトくらいならそれで十分というのも大きい。

でも、普段使いにはこのくらいがいいんだよなあ。

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2018年8月 6日 (月)

クールグレーカーキってなに色?SUBARU XV

クルマのフロントに跳び石?らしき小傷があったので12ヶ月点検の時にタッチペン(タッチアップペイント)を頼みました。SUBARU XV 専用色 クールグレーカーキ

SUBARU XV CoolGrayKhaki_01

外環含め高速道路での移動が多いので、石跳ねによる小傷はまあ不可避。
フロントガラスに被害がないだけ良しとしないと。

SUBARU XV CoolGrayKhaki_02

取り寄せたタッチペン。J3617FL000という品番らしい。756円。

SUBARU XV CoolGrayKhaki_03

製造はオーウエル株式会社、販売は富士重工業表記なんだけど、あれ?SUBARU XV(GT7)は富士重工業がSUBARUに社名変更後、初の新型車なので、XV(GT7)専用色のクールグレーカーキは富士重工業では存在しないように思うのだけど(重箱の隅発言ですね)。

クールグレーカーキはXV専用色という触れ込みだったと思うのですが、その後BRZに Cool gray khaki Edition が加わったりしていますね。
で、クールグレーカーキ って何色?って思う訳です(笑)選んでおきながらなんですが。

Subaru_xv

先代のSUBARU XV (GP7)にはデザートカーキという専用色があって、凄く好きだった。先にデザートカーキ見ていたら、インプレッサスポーツ買わずに先代XVにしていたところ。(写真は公式ページから)

なんだけど、XV、モデルチェンジの時にデザートカーキは廃止され、代わりに設定されたのが、このクールグレーカーキ。第一印象は、この色だけはない。と思ったくらい琴線に触れなかったのだけど、実車みたり検討するうちに、結局クールグレーカーキにしているのだから、ひともクルマも第一印象じゃ分からないというか(笑)

SUBARU XV_102

カーキって土埃からの言葉(ヒンディー語、ペルシャ語からの借入語なのはWikiで知った)で、茶系のイメージ。Wikiにあるように、イメージ解釈に幅のある色で、黄土色、オリーブドラブ、までアースカラー全体へ守備範囲が広いけれど、SUBARU XVのような薄いブルー系は含まないと思うんだけどな・・・。

この取材でデザイン部の石井守部長が「デザートカーキは戦車の迷彩色をイメージしていたのに対し、同じ迷彩色ですが戦闘機をイメージした色で」と話しているように、カーキを軍用的なイメージで捉えて、彩度の低めなアースカラーとして設定したんだろうと思います。

明るい色(黒系はNGというのはツマの条件)で、彩度の高くない色を探していたので、ここに落ち着くのは必然だったのかも知れません。
天候や時間、光の状態で印象の違うクールグレーカーキ、気に入っています(笑)

By FE100mmF2.8STM_02

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2018年8月 5日 (日)

プリモプラン 75mmで撮る

オールドレンズファンではないけれど、プリモプランの名前くらいは知っていた。とはいえ、ボケが独特のオールドレンズ、くらいの知識だったのだけど、この発表会に行ったご縁で、Meyer Optik Gorlitz Primoplan 75mm F1.9をKPI(ケンコープロフェショナルイメージング)よりお借りして春から使っていました。

PRIMOPLAN 75mm F18_01

EOS-1D X Mark IIに装着するととても小さな筐体が印象的。最近、レンズって大型化の一方だなあと改めて感じます。

PRIMOPLAN 75mm F18_02

上段のリングが絞りリング。下段がフォーカスリング。アルミニウムの質感と触感がとても好き。その分、やや重くて、このサイズなのに約300gあります。

PRIMOPLAN 75mm F18_03

手元の焦点距離が近い単焦点レンズを並べてみた。
左からMeyer Optik Gorlitz Primoplan 75mm F1.9、Canon EF85mm F1.8、Canon EF85mm F1.4L。

PRIMOPLAN 75mm F18_04

スペックを比較してみた。

Primoplan75mm

プリモプランの絞り羽根の枚数ががが。。。
プリモプランのサイズが約、なのは、公式ページに記載がないので定規で測ったから。
それ以外の数字は公式仕様から

PRIMOPLAN 75mm F18_05

EOS-1D X Mark IIに装着。絞り羽根が渋い。

PRIMOPLAN 75mm F18_06

横から。

PRIMOPLAN 75mm F18_07

マウントアダプター KIPON EF-MFT-AFを介して、OM-D E-M1 Mark IIに着けてみる。
この方が似合うかも(笑)絞り羽根の威圧感がここでもすごい。

PRIMOPLAN 75mm F18_08

横から。

撮ってみた中から何枚か。

By PRIMOPLAN 75mm F18_10

EOS 6D Mark II + Primoplan 75mmF1.9

By PRIMOPLAN 75mm F18_11

EOS 6D Mark II + Primoplan 75mmF1.9

アウトフォーカス部分の描写が独特。それでいて合焦部分の描写も好き。
ただワタシの腕では、フォーカスの歩留まりが悪い・・・_| ̄|○ のも事実。

By PRIMOPLAN 75mm F18_12

OM-D E-M1 Mark II + KIPON + Primoplan 75mmF1.9

By PRIMOPLAN 75mm F18_13

OM-D E-M1 Mark II + KIPON + Primoplan 75mmF1.9
モデル 杏

By PRIMOPLAN 75mm F18_14

OM-D E-M1 Mark II + KIPON + Primoplan 75mmF1.9
モデル 杏

光の滲みの独特で美しいこと。
高画質、というのとは違うかも知れないけれど、とても魅力的。
問題は歩留まりだなあ💦

実はNocturnus 50 f0.95 II型(Eマウント)も借りているのですが、いま、α持ってないんですよね・・・>誰となく

PRIMOPLAN 75mm F18_09

今後も時々、作例を紹介したく思います。

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2018年8月 4日 (土)

エルメス 彼女と。Hermes avec elle :国立新美術館

国立新美術館で開催していたエルメスの「彼女と。」(Hermes avec elle )の最終日に行ってきました。

Hermes avec elle_01

ハイブランドのコミュニケーション戦略が、広く、から、狭く深く、へ転換しているのを肌で感じる体験型展覧会。
たった20日間、予約制。
エルメスと言えば、ララアの乗るモビルアーマーを先に想起してしまうワタシは完全にブランドターゲット外なのですが、とても楽しめました。

以下、写真のみ。

Hermes avec elle_02

Hermes avec elle_03

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このストーリー、微妙に「?」なんだけど、ワールドワイドで同じコンテンツのはずなので、これがエルメスの世界観なのかも。

Hermes avec elle_25

チケットはメールからURLでとぶ電子チケットなのですが、入場時にちゃんとパスが押されるのは流石。

本国版?予告篇はこれ

Hermes avec elle from tranquillelechat on Vimeo.

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2018年8月 3日 (金)

フラットベッドスキャナの新型 : CanoScan LiDE 400

今年もキヤノン ピクサスのニューモデルか。マイナーチェンジだよね。あ、カメラメーカーからスマホ専用のモバイルプリンターとは、キヤノン、攻めてるなあ。中身はZINKか。なるほど。
と思っていて見過ごすところでした。

なんと、キャノンからフラットベッドスキャナの新型、CanoScan LiDE 400 が出る

Canoscan_lide_220

スキャナって、昔は必需品だったけれど、いつしかプリンタ複合機のオマケもとい付帯機能に集約され、フラットベッドの専用機って絶滅危惧種かと思っていただけに意外。
しかもUSB-Cだって。
ただ、スキャナ本体のポートがUSB-Cなのか、ケーブル(のPC側)がUSB-Cなのか、よく分からないので、どっちなんだろう。

自分も大昔、がんばってHP(当時、日本ではYHP)のScanjet 3cを買って、その後、ニコンのLS-2000(フィルムスキャナ)を買ってかなりヘビーに使っていたけれど、いまは大学の自室にScanSnapのIX500と演習室にSV600があるのみ。
自宅はプリンターのスキャナ機能で用が足りている感じ。

Rx_00229

ただ、書斎に保管されている膨大なポジフィルムを自分でデータ化する手段はもう失われたんだよなあ。
Thunderbolt接続のフィルムスキャナとか出ませんかね(笑)

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2018年8月 2日 (木)

Adobe CC ライセンスの買い方

クマデジタルさんはAdobe CC フォトプラン(サブスクリプション)を月々払いにして継続する(した?)ようですが、たしかにアドビを使うのはPhotoshopが7割・・・とはいえ、PremiereもAfterEffectsもその他のアプリも多少は使うので、やはりCreative Cloud コンプリート版が必要。

Photoshop_cushion_03

写真はうちのクルマの常備品、Photoshopクッション。

FBで教えて貰ったのですが、今日から金曜までAmazonのタイムセールでアドビ製品が割引(ただし、プライム会員限定ですが)。

Adobe_cc_licence_01

Creative Cloud コンプリート版が25%オフというのは魅力です。が。

Adobe_cc_licence_02

アカデミック版アカデミックライセンスコード版(学生・教職員版)は、セール対象外。
そういえば、去年の年末、Amazon サイバーマンデーで Adobe CCライセンスを買っていたのでした。今年はアカデミックは割引なしか、それとも、今後、あるのか。
オマエ、アカデミックで安く買えるんだから文句言うなよ、というのはご尤もですが、そこは人間だもの、で許して頂きたいです。

Adobe_cc_licence_03

去年買ったライセンスのおかげで、ワタシのAdobe Creative Cloudライセンスは来年秋まで有効。なので、それまでの間にセールがあったら購入しようと思います。

しかし、こういうセールは嬉しいものの、普通に月々サブスクリプションで長く契約するより、キャンペーンやセールで、年間ライセンスを買った方が安いというのは、古参ユーザーとしてちょっと寂しい部分。
携帯電話もそうですが、新規ユーザー獲得が重要、だから、そこに販促費が集中投下され、結果的に新規ユーザーが常に得。というのはビジネスとして仕方ないと思いつつも、なんとかならないですかねえ。
せめて、5年継続するとPhotoshopクッションが貰えるとか、さ。

Photoshop_cushion_02

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Amazon プライム会員限定 タイムセール(8/1-3)

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2018年8月 1日 (水)

Keynoteの自動再生で個別表示時間を設定する

先々週、Keynoteの自動再生は個別表示時間の設定が出来ない?と書いて、結局、簡易サイネージはOfficeのPowerPointでやったのですが、コメントでたくさんの方から教えて頂きました。ありがとうございました。
感謝の意を込めて、アドバイスに従ってやった方法を書いておきます。

Keynote002

ワタシがやっていた「書類」インスペクタでの自動再生設定は

Keynote003

プレゼンテーションのアニメーショントランジションをユーザー操作で行っていく設定のKeynoteを自動再生に(いわば)変換するためのもので、
この個別スライドのアニメーション>トランジションを開始を「自動」にすることで、書類インスペクタで設定せずとも、自動でスライドを送っていってくれます。

ちなみに個別アニメーションと、書類インスペクタでの全体設定を共に自動にした場合、ディレイは個別が優先されるようです。

Keynote005

さらに個別のアニメーションはビルドの順番から、自動再生の内容も設定出来ました。

お教え下さった方々、ありがとうございました!
さっそく、簡易サイネージ用のKeynoteを作り直し、今週末のオープンキャンパスからKeynote版にて運用することができます。

という訳で、今週土日はオープンキャンパスです。ワタシは個別相談担当で日曜日終日いますので、冷やかし、見学、歓迎です。

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