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2018年9月

2018年9月30日 (日)

iPhone Xs のポートレートモードの弱点

iPhoneのポートレートモードは、その簡単な操作方法も含めとても優れた機能だと思う。(弱点はあるものの)
これまではiPhoneでもPlus、Xといったデュアルカメラ搭載型ならではの機能だったけれど、iPhone XRは単眼カメラでもA12プロセッサのパワーを背景にしたニューラルエンジンの力でポートレイトモードを実装。
ってことは、デュアルカメラを使うXs、Xs Maxでもニューラルエンジンを併用して過去にないレベルのポートレートモードになってる?と思って試してみました。

iPhone Xs portratemode_01

デュアルカメラをもつiPhone Xs Maxでのポートレイト撮影。未加工の(所謂)撮って出し。

iPhone Xs portratemode_02

ちなみにiPhoneのカメラロールに保存された写真を、iPhone上で見ると1枚で、AirDropでMacに送っても1枚のJPEG(左)ですが、Macと有線で繋ぎイメージキャプチャから見ると、HEIF(拡張子はHEIC)とJPEG、2枚のファイルがあることが分かります。
イメージキャプチャ経由で取り込んだHEIF(右)は、ポートレイト効果がかかっていません。
どちらもAdobe BridgeでEXIF見ると、F値は同じになっています。

iPhone Xs portratemode_03

このポートレートモード写真をiPhone上で「編集」すると、被写界深度が後から変更できる、のが今回のXs、Xs Maxのウリ(?)ですが、この時の初期値はEXIFとは違うようです。

iPhone Xs portratemode_04

ここでコントロールする絞り値は、まあ、分かりやすいインターフェイスのためのメタファとしての「f」でしょうか。
で、iPhoneのポートレートモードの弱点は相変わらずのようで

iPhone Xs portratemode_05

線で囲まれた空間は、抜けではなく、面と認識しがち。

iPhone Xs portratemode_06

これ、照明効果を当ててみると、iPhoneのポートレイトモードがどう空間を認識しているか分かって良いと思います。
にしても、これだけの処理を平然としてしまう「カメラ」恐ろしいですよねえ。

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2018年9月29日 (土)

ホビーショー2018 ヤマト、ガンプラ、アニメ、特撮、篇

模型の見本市(でいいんですよね?)2018第58回全日本模型ホビーショーの一般公開日が、今日明日(2018年9月29日、30日)東京ビッグサイトで開催中。
その前日、業者、関係者公開日に HobbyFieldsのご好意で同行させて頂きました。
模型、プラモデルその他にとっぷり楽しんだ時間ですが、膨大な写真から、今回は、ヤマトやガンダム、マクロスといったアニメ系と、特撮やSF映画、ゲーム系由来のモデルについて。

Tokyo Hobby Show 2018_01

バンダイブースはもっとも大きなブース展開。
宇宙戦艦ヤマト2202からアンドロメダと空母型(航宙母艦)アンタレス。
ヤマトのプラモデルはかなり売れているらしい。これは個人的にちょっと意外だったけれど、いいことだよね。けっこう単価が高価いけれど。

Tokyo Hobby Show 2018_02

アンドロメダは重力子スプレッド発射機が再現。空母型はここ、なんなんだっけ?設定ではアポロノームとアンタレスには重力子スプレッド発射機は無いはず。(波動砲はあるけどね)

Tokyo Hobby Show 2018_03

波動実験艦 銀河も模型化。

Tokyo Hobby Show 2018_04

アンドロメダ級は今作では5隻とインフレ化していたけれど、第6章の予告篇ではガミラス艦隊にも色違いのアンドロメダ級がいるようで、これ、ガミラス船籍のアンドロメダなんだろうか。

Tokyo Hobby Show 2018_05

スターウオーズからは、既に発売中のPERFECT GRADE 1/72 ミレニアム・ファルコン

Tokyo Hobby Show 2018_06

11月発売予定のブロッケード・ランナー

Tokyo Hobby Show 2018_07

マジンガーZとグレートマジンガーは、映画のときはZ繋がりで日産とVAIOとコラボしていたけれど、続編があったらニコンともコラボするかなあ。

Tokyo Hobby Show 2018_08

主力?のガンプラからはガンダムNTの製品化が展開中。
ナラティブガンダムを筆頭に

Tokyo Hobby Show 2018_09

グスタフ・カールやジェスタ シェザールのA班装備

Tokyo Hobby Show 2018_10

他のガンダムも含め多方面展開で、まあ、さすがといったところ。
正直、オールドタイプのワタシではもうよく分かっていませんが。

Tokyo Hobby Show 2018_11

設計IBM、製造VAIO、らしい、量産型ハロも実機展示。
ただ、この表面外装はいただけないなあ。

Tokyo Hobby Show 2018_12

Tokyo Hobby Show 2018_13

根強いファン層を持つボトムズも本格展開するよう。

Tokyo Hobby Show 2018_14

ここからはバンダイではなく、コトブキヤ
オリジナルシリーズが気合いが入っている&出来も良い、そうで、これはバルクアームα 密林戦仕様らしい。(すみません、不勉強で分かりません)

Tokyo Hobby Show 2018_15

こっちはフレームアームズ。

Tokyo Hobby Show 2018_16

原型?

Tokyo Hobby Show 2018_17

HobbyFieldsさん夫妻の解説を聴きながらのホビーショー巡りは楽しい。

Tokyo Hobby Show 2018_18

ゲーム由来のプラモ、これが1/1模型らしい(笑)
気合いの入り方が半端ではありません。

Tokyo Hobby Show 2018_19

コトブキヤ、やるなあ。

Tokyo Hobby Show 2018_20

またヤマト?
といっても、こちらはプラモデルではなく超合金。
ホビーショーで初公開となる超合金魂 GX-86 宇宙戦艦ヤマト2202。

造形はいいんだけど、音系が今ひとつのような気がした。
つか、37,800円、って誰向けだよ・・(わたしたちかw

Tokyo Hobby Show 2018_21

ショー用に展示していた1/100 スケール模型。
これ、2年前のモデルのディティールアップ版かな。

Tokyo Hobby Show 2018_22

こういうのは無駄に好きです。

Tokyo Hobby Show 2018_23

劇場新作ができるらしいマクロスΔは、実は見ていないのでスルーし。

Tokyo Hobby Show 2018_24

もはやオールドマクロスな方が興味あり。
バンダイでは超合金系、プラモデルはハセガワがメイン。

Tokyo Hobby Show 2018_25

でも、この巨大なガウオークはマックスファクトリーの
PLAMAX MF-25 minimum factory VF-1 スーパー/ストライク ガウォーク バルキリー
今回、新規開発の兵装パーツの展示と言うこと

Tokyo Hobby Show 2018_26

エースコンバットから劇中の機体や

Tokyo Hobby Show 2018_27

戦闘妖精雪風からモデル化と、この界隈、盛り上がってるなあ。

Tokyo Hobby Show 2018_28

おじさんホイホイ的に狙われているのか、MATの機体や

Tokyo Hobby Show 2018_29

アンヌ隊員のフィギュア付き、ウルトラホーク1号。

Tokyo Hobby Show 2018_30

このウルトラホーク1号、α、β、γがマグネットでドッキングするんだぜ

Tokyo Hobby Show 2018_31

U.S.S.エンタープライズ NCC-1701は豪華仕様版が登場。

Tokyo Hobby Show 2018_32

クリンゴン帝国のバードオブプレイにUSSケルヴィン。

Tokyo Hobby Show 2018_33

そして2001年宇宙の旅も

Tokyo Hobby Show 2018_35

メカゴジラのスーツ展示は、

Tokyo Hobby Show 2018_36

アオシマのMFS-3 三式機龍のプロモーション

Tokyo Hobby Show 2018_37

興味はスーツですが(笑)

Tokyo Hobby Show 2018_41

ちょっと変わり種はF-104 スターファイターG型とF-100D スーパーセイバー。
これ、新谷かおる、エリア88の劇中モデル。

Tokyo Hobby Show 2018_38

Tokyo Hobby Show 2018_40

新谷かおる氏が事実上引退したあとで、こういうニッチな機体が出るとは。

Tokyo Hobby Show 2018_42

これは艦コレでいいんだっけ?(無知)

Tokyo Hobby Show 2018_43

未来少年コナンのロボノイドは楽しそうだけど、これ、ダイス船長なの?

Tokyo Hobby Show 2018_44

そしてウオーハンマーがじわじわメジャーになっているのは知っていたけれど、それを実感した実物。

Tokyo Hobby Show 2018_45

シンプルで奥が深いのもいいなあ。

ホビーショー2018  スケールモデル篇に続く(予定)

SPECIAL THANKS HobbyFields

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2018年9月26日 (水)

macOS Mojave のDVDプレーヤー

iPhone Xs の発売から一拍おいて(いや、四泊おいて、か)新しいmacOS Mojaveが登場。
念のためフルバックアップを取ってインストール。よく使うアプリの基本動作を確認中、ドックを見て表示がバグっているかと思った(笑)
DVDプレーヤーのアイコンが変わっている。

Macos_mojave_dvd_player_01

えっと、これはなにをシンボリックに表しているんだろうと数十秒考えた。
そっか、アップル純正のスーパードライブか。

Macos_mojave_dvd_player_02

High SierraまでのDVDプレーヤー (Ver.5.8)

Macos_mojave_dvd_player_03

MojaveのDVDプレーヤー (Ver.6)
しかも、通常のアプリケーションフォルダにはなく、ライブラリのコアサービスの中に。

Macos_mojave_dvd_player_04

そしてこのコントローラーも廃止。

Macos_mojave_dvd_player_05

再生ウインドウ上のUI表示のみ。
上が新しいもの。下がこれまでのもの。
機能もいくつか割愛されている。ああ、アップルらしいなあ、この辺。
まあ、もうMacで円盤見ることは滅多にないしな。いや、Macの話だけじゃなく、円盤メディアそのものが一般のユーザーからは過去のものになりつつあるのは実感する。
円盤の最盛期って1980年頃?(2000年代半ばから後半が本当です)

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2018年9月24日 (月)

変わるUI。iPhone Xs のとEOS R

iPhoneはスマートホンの基本ユーザーインターフェイスを発明したと思っている。ホームボタンは、あらゆるスマホのUIのデファクトスタンダードで、スマホのアイコンとも言えるものだった・・のだけど、アップルは1年前のiPhone Xで、自ら違うUIを提示、今回のX系3兄弟でホームボタン型UIにあっさりと別れを告げてしまった。

ネットを見ていると多くのユーザーが「すぐ慣れた」とか、「もうホームボタンに戻れない」と言っていて皆、順応性高いなあとアラフィフのロートルは思うのです。
時代とともに、あるいは機能的な理由でUIが変わっていくのは当然だし、「基本的には」好意的なんだけど、使い始めて3日たって、まだ慣れていないオールドタイプの違和感をあえて記録しておきます。
何ヶ月かたったとき、笑い話になるか、やっぱ、だよね〜になるかは、自分でも分からないので(笑)

Iphone_xs__01

iPhoneの操作系は、ホームボタンのあるiPhone 7 Plusでは左、ホームボタンのないiPhone Xs /XR 系では右。
iPhone 7 Plus
① 上からのスワイプ : 通知センター
② 下からのスワイプ : コントロールセンター
iPhone Xs Max
① 上(左〜ノッチ)からのスワイプ : 通知センター
② 下からのスワイプ : ホーム画面へ遷移
③  上(右)からのスワイプ :コントロールセンター

③はイイと思うんです。ノッチの左右、で機能が違う、と思えるから。
でも、②は同じアクションに違う意味(機能)を持たせてしまうのはどうかなあ、と。
コントロールセンターだそうとして、何度、ホーム画面を表示したことか
そして

Iphone_xs__02

ポケモンGOで、モンスターボールを投げるアクションでホーム画面に跳ぶのは勘弁して欲しい(マテ、そこか?)(笑)

そしてEOS R

EOS R 親指AFボタン_01

EOS Rは新しいユーザーインターフェイスとして、マルチファンクションバーが導入された。
最初、戸惑ったけれど、これにホワイトバランスや、拡大/縮小をアサインすると、一眼「レフ」では出来ない操作が可能になるのは、ミラーレス時代のUI提案としてとても面白い。
のだけど、
その割を食って位置が右寄りに移動したのが、俗に言う親指AFボタン。

EOS R 親指AFボタン_02

たしかEOS 5D Mark IIのときに、意識して使うようにして、いつの間にか自分の身体に染みこんだ操作系だけに、これは正直、まだ慣れていない。
カメラボディをホールディングしながら、その親指の先にあったボタンが、親指を曲げて押すボタン位置になっちゃったのはなあ。。。

慣れるかどうかは後日!

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2018年9月22日 (土)

iPhone Xs Max と 7 Plus を較べて見る

クマデジタルさんが真面目にiPhone XRをiPhone 7と比較検討されているので、 7 Plus ユーザーのワタシは、iPhone 7 Plus とiPhone Xs Maxを較べて見た。

iPhone Xs Max vs iPhone 7 Plus_01

下がiPhone 7 Plus で 上がiPhone Xs Max。ぱっと見、というか、良く見ても同じである。
クマデジタルさんにならって、数値で比較してみる。
ただ、クマデジさんが数字を引いているケータイWatch:iPhone XS/XS Max/XR、歴代モデルとサイズ比較 どうも数値がおかしいように思うので、アップルの公式ページから数値を取り直した。実測していないのでどちらが正しいかは分からないが、公式値準拠と言うことで。
iPhone Xs Max の公式仕様 iPhone 7 Plusの公式仕様

Iphone_xs_max_vs_iphone_7_plus_03

サイズ的には誤差の範囲。ワタシには1mm以下の違いを見分ける能力は無い。厚みの5mmは較べたら分かるかな。
重さの約10%は持つとちょっと感じるくらいか。

で、画面ピクセル数は60%異なるのだけど、スクリーンショットを取ると、どちらも横方向は同じ1242pixelなので、そのまま並べてみた。

iPhone Xs Max vs iPhone 7 Plus_02

アスペクトレシオが変更されていたんだなあ、と、今さら気がつく。
iPhone 7 Plusは、9:16 (横位置使用すると16:9)
iPhone Xs Maxは、1:2.16(横位置使用すると約20:9)
意外と変更大きいな。

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2018年9月21日 (金)

明日からiPhoneケース展 2018 (写真、展示頂いています)

明日からiPhoneケース展 2018が開催。
2018年9月22日(土)〜24日(祝日)まで。横浜赤レンガ倉庫にて。

yokohama_赤レンガ倉庫

ワタシは同じ赤レンガ倉庫で併催されるiPhone写真展に参加させて頂いています。

Iphone2018

さらに、そのよしみ?で、iPhoneケース展のステージイベントにも。

Iphone

杉山さくら(サクラスリング)さん、KEN3TV/細井研作さんと一緒に。

明日は本業(駿河台大学)のオープンキャンパスなので、ワタシは飯能にいます。
よければぜひ。
実は飯能と横浜は、いまは電車1本乗換なしが(時間帯に寄りますが)可能。

iPhone写真展の会場には、23日(日)に居る予定です。
iPhoneの高速シャッターとスローシャッターをテーマになぞらえた写真を、よければ是非。

Iphone2018_2

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2018年9月20日 (木)

ビデオSALON 10月号でフルサイズとマイクロフォーサーズ比較

ニコンとキヤノンの参入で一気に戦国時代を迎える気配のフルサイズミラーレスですが、その状況を踏まえてビデオSALON2018年10月号は「動画重視のミラーレス一眼選び」
その特集のなかで、「フルサイズとマイクロフォーサーズのボケを比較する」ページを書きました。誌面に載せられなかった比較作例をこちらで掲載。

MFT_Full_比較_5

原稿執筆時にEOS Rは未発表だったので、OM-D E-M1 Mark II とEOS-1D X Mark II(写真はEOS 5D Mark III)で。

50mm相当比較B_文字あり

モデルはYUZUさん

MFT_Full_比較_2

レンズはマイクロフォーサーズのボケを極める3兄弟
M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO、ED 25mm F1.2 PRO、ED 45mm F1.2 PRO。
フルサイズは
EF35mm F2、EF50mm F1.2L、EF85mm F1.4L。

M42vsFullseze

撮影も並べるのもタイヘンだった比較図。
誌面は他の作例もあるので、ぜひ。

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2018年9月19日 (水)

新いちばんやさしいiMovie入門 発売1周年

Facebookの過去のこの日が教えてくれました。
1年前の今日、著書、新いちばんやさしいiMovie入門 (秀和システム)が発売された日です。
2017年9月19日のmono-logue

Imovie

紙の本を出すというのは年々厳しい行為となっている中、この 新いちばんやさしいiMovie入門 は今年、重版されている幸せな本です。
実は大学時代の同級生であるTさんは、ライトノベル作家として10年、25冊の単行本を出している実力派だったりするので、その足元にも及ばないものの、彼女が同業者扱いしてくれるのは秘かな自慢です。

モデルに、コーディネイターに、アドバイザーに、多くの友人知人が協力してくださいました。
ありがとうございました。改めてお礼を。

あ、1年前に書いたように、印税は100%、写真と映像とMac関係の無駄遣いに投資させて頂きます(笑)
MAXとかRとか、後日、このブログを飾るかもしれません。
iOS版のiMovie章もあります。
明後日でる過去最大の解像度を持つiPhoneは、その高精細なスクリーンを活かして、iMovieでも活躍してくれると思います。
よろしければ、是非。

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2018年9月17日 (月)

コマフォト10月号に映像制作機材カタログが別冊付録

コマフォトこと月刊コマーシャル・フォト 2018年10月号が発売。
特別付録が機材ガイドなんだけど、そのタイトルが
「一眼カメラで動画の仕事をしたい人のための」映像制作機材カタログ 2018
広告系スチル専門誌のニュアンスが強いコマフォトはもちろん昔から動画も守備範囲で、ワタシがTVコマーシャルフィルムの仕事をしていた頃から、同誌に名前が載るのは嬉しいことだったけれど、「一眼カメラで動画の仕事をしたい人のための」とショルダーが付くのをみると感慨深い。

2018_10_01

表紙は初夏に表参道でおこなわれた博報堂の「脳よだれ 2018」との連動。
S/Nの悪いザラザラした画にドキッとする(もちろん狙いです)。

2018_10_02

特集は「インスタグラムでチャンスをつかめ!」と、イマ風というか、ひとによってはムッとするようなタイトルだけど、「広告」と表現の出会い方(あるいは出会わせ方)考として、いろいろ考えさせられた。
コマフォト今号のSPECIAL FUATURE フォトグラファー 濱田英明氏もInstagramフォロワー 31万人の屈指のインスタグラマーでもある。
とはいえ、自分にとってInstagramは戦略ツールじゃなくて、てすさびだからなあ。

Saika_instagram

↑ よろしければ(笑)

そして、南雲暁彦氏の連載、Still Life Imaging は「金属の静物撮影」

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キヤノン EOS R の作例はじめ、プロフェッショナルフォトグラファーとしての職業意識とそれを支える技術とノウハウを垣間見られる連載。
回によって、とてもついていけない高度な技法解説回もあれば、比較的ハードルの低い回もあってありがたいです。

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ライティングって、奥が深いし、仕事の側面で言えば準備にかけることの出来る時間は有限。照明系に職人気質のプロが多いのも頷ける。
こういう連載、コマフォトらしいなあ。書籍化して欲しい。

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映像制作機材カタログ 2018 は冒頭4Pに渡って柳下隆之氏の前説「一眼ムービーに最適な機材の選び方」がいい。
基本的な事柄を俯瞰的に解説していて、このあたりを出発点にするといいよなあと思う。

2018_10_06

機材ガイド部分、一眼は
ニコン Z6/7にフジのX-T3が載っているのに、キヤノンはEOS 5D Mark IV、EOS-1D X Mark IIでEOS Rはなし。
〆切の関係と思ったけれど、EOS Rは9/5発表。X-T3は9/6発表(笑)。EOS Rがメディアに対しても先行情報ださなかったのがよく分かる。

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その反動?か、コマフォト本誌(左)も機材ガイド(右)も表4(裏表紙)はキヤノン。
方やEOS R を、方やEFレンズを。
当分、キヤノンは2方面作戦を堅持するつもりらしい。

2018_10_07

で、この手のガイドブックには珍しく、後半10Pに渡って「動画制作のための企画&撮影 基礎講座」が。
充実のコマフォト 10月号です。

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ビデオSALON 10月号の特集は、ワタシも作例撮ってテキストも書いています。

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2018年9月16日 (日)

EOS R 体験会と絞りこみボタン

画像生成器としてのカメラはスペックからある程度、想像できるけれど、道具としてのカメラはやはり使ってみないと(せめて触ってみないと)分からない。
という訳で、EOS R の体験会へ。

Eos_r__01

写真は進化する。そうですね。そして深化もして欲しい。
カメラも、進化も深化もして欲しい。(ストラップはCPSラウンジのお土産です)

Eos_r__02

体験会後、お茶をした(一部お茶だけした)
・EOSとフルサイズαの両刀使い b's mono-log さん
・EOSとAPS-C αの クマデジタルさん
・EOSに浮気したものの、気の迷いだったと1年足らずで別れた家電女子さん
皆の感想はそれぞれのブログで読めます。

さて、今日、実機で確認したかったのはBさんもちょっと書いていますが、絞りこみ機能について。

Eos_r__03

EOS Rは前面から絞り込みボタンがなくなりました。
EOS 5D Mark IVはじめEOSの、いや、一眼レフの基本でもある絞り込みボタン(EOS-1D X Mark IIでは機能割り当ての出来るファンクションボタンとして2つもある)ですが、EOS Rはすっぱり削除。右手の中指、薬指はグリップのホールディングに集中しろという意図でしょうか。

Eos_r__04

絞りこみ機能は、ミラーありEOSに較べ膨大に増えたボタンカスタマイズ機能のひとつとして、いくつかのボタンにアサインして使うことになります。
αのように常時絞りを反映したプレビューではなく、絞りこみボタンを押したときだけ被写界深度がプレビューに反映される方式ですが、ボタンをおしたまま絞りを変えると、リアルタイムに被写界深度が反映されました。
常時反映設定は(現段階では)ないそうです。

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2018年9月15日 (土)

電球をLEDに無償交換:東京都

白熱電球 (または電球型蛍光灯)を家電店に持ち込むと、新品のLED電球に無料で交換してくれるという東京都の「家庭におけるLED省エネムーブメント促進事業」を知ったので、やってみた。

Led_movement_01

建前は都の消費電力削減促進なんだと思いますが、実質、都の予算で電球を変えてくれるというもの。
条件
家庭で使用中又は使用していたもの。切れているものでも可
極論すれば店頭で白熱電球1コ買って、その場で交換すれば、わらしべ長者の成立(笑)
使える電球をゴミにするのはいくら何でも抵抗感があったので、ちょうど切れた廊下のダウンライト用電球をもって、区内の大手家電量販店に。

Led_movement_02

交換品は東芝ライテック(株)のLDA7N-G/60W
希望小売価格 3,500円(税別)。Amazonで800円強。家電量販店は1コいくらで都から補助もらうのだろう?

Led_movement_03

転売禁止はそりゃそうだろうけど、わざわざシール貼って、しかも、綺麗に剥がせないシール(笑)

Led_movement_05

持ち込んだ(切れてる)電球も返却されたのだけど、これも剥がせないシール付き。
なんというか余分なコストの掛け方が半端ない感じ。

Led_movement_04

取りあえず、うちの玄関灯になってもらいました。

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2018年9月14日 (金)

iPhone XS 予約開始日のアップル銀座にて

新型iPhone XS予約開始の日。賑わうアップル銀座の片隅で、Mac proだけ電源が入っていなかった。

Macpro_in_apple_ginza

たまたまトラブルなのかも知れないけれど、なんとなくいろんなことを象徴しているように見えた2018年9月14日の銀座で。
新しいiPhone。相変わらず強気の価格帯。。名前の響きはXRだけど、買う(なら)MAXかなあ。
いっそ、エクセルシオール級とか名付けてくれれば購入意欲そそるのに。

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2018年9月12日 (水)

iPhoneをアルカスイス互換にする

もうすぐ新型が発表されるiPhone、高画質で手軽。なのが一眼レフやミラーレスに真似できないアドバンテージではあるけれど、ちゃんと三脚につけてしっかり撮りたいときもある。
それもアルカスイス互換プレート対応だとスムーズだよね。と思ってやってみました。
iPhoneのアルカスイス互換化計画。(おおげさな)

iPhone for ArcaSwiss_01

以前、レビューも書いたManfrotto MCLAMPにアルカスイス互換プレートをつけるだけですが、MCLAMP自体小さいのでプレートも小型軽量にしたい。
なお、全部手持ちの機材でやりくりするのが今回のテーマなので、新規予算はゼロです。

iPhone for ArcaSwiss_02

今回使ったのはピークデザイン CAPTURE V3の付属スタンダードプレート。
がっしりした金属プレートでiPhone用にはややオーバースペック感も。普段はOM-D E-M1 Mark IIにつけています。

iPhone for ArcaSwiss_03

こんな感じ。プレートのおかげでMCLAMP自体で安定自立します。
MCLAMPは価格の割にとてもしっかりしているiPhoneクランプなのでオススメ。

iPhone for ArcaSwiss_04

ちなみに今回のケースは先日書いたShiftCam 2.0

iPhone for ArcaSwiss_05

このカタチにしておくと、三脚への取付、取り外しが非常にスピーディかつ安定します。
iPhoneのイージーさは少しスポイルされますが、緻密な構図作りや、動画撮影、あるいはタイムラプスといった用途にはとても有効です。

iPhone for ArcaSwiss_06

今回の脚はジッツオ トラベラー GK1580TQR4の雲台をRRS : Really Right Stuff のBH-25LRに換装したもの
結果的にかなりの混成軍になったものの、手持ち機材からのやりくりなので新規コストはかかっていないのがポイント。

iPhone for ArcaSwiss_07

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EOS R 一斉に予約開始

キヤノン次世代の覇権を占う新しいEOS、EOS Rの発表から1週間。各販売店で一斉に予約受付が始まりました。(逆に言うと今日まで予約自体解禁されていなかったということ?ですね)

備忘録として各販売店の予約価格を税込で書いておきます。

キヤノンオンライン 256,500円(ポイント換算後 254,125円)
ヨドバシ 256,500円(ポイント換算後 230,850円 233,182円)
マップカメラ 230,850円
フジヤカメラ 230,850円

Eos_r_rf50mm

ヨドバシのポイント換算値については、クマデジタルさんより指摘を受けたのでクマデジ計算式によって補正しています
また、ワタシはヨドバシのGOLD POINT + 会員なので11%相当のポイント還元になるため、それを勘案すると 231,082円になるそうです(クマデジタル)

マップカメラがヨドバシのポイント勘案値より安く、マップでヨドバシカードで買うと1%つくので(笑)それが最強かもしれませんが、フジヤカメラは下取交換だと査定額が15%あがるので、EOS 5D Mark IVを下取りに出して・・・と考える場合にはそれもいいかと思います。
(EOS 5D Mark IVをEOS Rに買い換えるメリットがどのくらいあるかは悩ましいところですが)

ただし、ヨドバシはここでちょっと悩んだように有料のプレミアム会員にしているので(自責故障、盗難、水没)補償が1年つくのはポイント(ヨドバシだけに)。

ただ、EOS-1D X Mark II を使っている身で言うと、未来への初号機を使うという楽しみと大幅に軽い重量という部分以外では、特にRじゃなきゃ、というアドバンテージは感じられないのが・・・。
(mono-logue的には次世代への初号機というのは大きなポイントですが)

とはいえ、今日現在、EOS 5D Mark IVが35万円近くする(ヨドバシ)ことを思うと、スペック上はそれに匹敵するEOS Rが25万円というのは、バーゲンプライスとは言わないけれどキヤノンの戦略プライスだとは思います。

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2018年9月11日 (火)

作業中の外付けRAIDをロストしたとき

つい先日、作業中の書斎で。
デスク上で充電中だったiPhoneが滑り落ち、机の下に半分隠れるように設置してあるMac Proの側面にぶつかり、Thunderboltケーブルが抜け、外付けRAIDがロストした。

BookArc for Mac Pro_11

うちのMac Proはポートアクセスがし易いようにデスク直下に低いエレクターラック(じゃなかったルミナスラックだった)を組んで、そこに横向き設置している。
BookArc for Mac Pro は最高。だけど正規代理店のフォーカルで在庫無しみたい)
ので、ケーブルの差し直しは簡単・・・。あれ?差し直したら普通マウントするんだけどな・・・。

Thunderbolt_01

2度、Thunderboltケーブルの活線挿抜をおこなってもRAIDが認識しない。専用ユーティリティでスキャンしても、このMacについて、から見ても、RAIDはロストしたまま。
いや、活線挿抜するとRAIDの電源はオンになるので完全ロストではないのか。
RAIDの電源を強制的にオフ>オンしても状況は変わらない。

仕方なくMac Proを再起動・・・するまえに作業中のファイルをセーブ・・・しようとして気がつく。
作業中のPhotoshopファイルはロストしているRAID上に保存されている写真をレタッチ中だ。

ちょっと焦りながら、Mac Proの内蔵ストレージに別名保存。
その後、再起動・・・してもRAIDが認識しない。だんだん焦り出す。えっと、RAIDのフルバックアップはいつ取ったっけ?たぶん1週間以内。

Windows 10はシャットダウンより再起動の方がクリーン らしいけれど、やっぱここはシステム終了。10秒数えて起動。でしょう。
今度は何事もなかったかのようにRAIDを認識。
作業中だったファイルが壊れていないことを確認して、状況終了。

Thunderbolt_02

にしても、Thunderbolt端子、抜けやすいと思うのはワタシだけですかね?
Thunderbolt 3 (」USB-C)の方がその点◎かな
MacBook Pro 2018のTB3ポートは堅くなっているようだし・・。

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2018年9月 9日 (日)

ShiftCam 2.0 : iPhoneのカメラ機能を拡張する

iPhoneのカメラはその巧みな画像処理アルゴリズムですごく綺麗な写真に仕上がるのだけど、もっと広角が欲しいとか光学的に望遠したい、マクロしたいというニーズにサードパーティ製のコンバージョンレンズが多数出ている。
そのなかでもShiftCam 2.0はケース一体型のマルチレンズシステムで非常にユニークなもの。

ShiftCam_01

秋に横浜赤レンガ倉庫で開催される(もう2週間後じゃん)iPhoneケース展2018で同時開催されるiPhone写真展-2018-の特別展示『時間 ~15人のクリエイターがiPhoneで撮った写真展~』の協賛がShiftCam。(とその日本代理店のグレイスリンクス・エンタープライズ(株))である関係で、作品制作用にShiftCamを提供頂きました。
ので、事前に紹介。

ShiftCam_02

iPhone用の(というかスマホ用の)コンバージョンレンズはクリップタイプがほとんど(外骨格リグ型のケーニッヒモンスター級の製品もありますが)。これ、取付の手間もさることながら、正確に光軸あわせないとどんなにレンズが良くてもダメという運用難易度が高いのが欠点。
ShiftCamはケース一体型と精緻なロック機構でイージーオペレーションかつ多彩なレンズワークを可能にした製品。
(初代 ShiftCamはMacお宝鑑定団ブログがレビューしていました

ShiftCam_03

通常時はカバーがあるので、謎のバルジのあるiPhoneに見えます。
ShiftCam 2.0はiPhone X 用、iPhone7 / 8 用、iPhone 7 Plus / 8 Plus 用の3製品(とオプションによっていくつかのキット製品)があります。
写真は(ワタシのiPhoneにあわせ、iPhone 7 Plus 用のもの。

Shiftcam_04

そしてレンズの搭載されたユニットをスライドさせてレンズを交換するというスライド式ターレット(あ、言葉が矛盾してる)レンズシステムです。

ShiftCam_05

6つのレンズは左上から時計回りに
・120°ワイドレンズ
・2倍 テレレンズ
・2倍 テレレンズ (なんで2倍TELEがふたつあるんだろう?)
・20倍マクロレンズ
・10倍マクロレンズ
・180°魚眼レンズ

ShiftCam_06

そしてレンズユニットの金属ボールとケース側のホール、そしてガイドがレンズを正確にiPhone のカメラと光軸をあわせる仕組み。頭いい!

でも、iPhone にちょっと詳しいひとなら、向かって左列のレンズはいいとして、右列のレンズはどうやって使うの?と思うはず。
そう、iPhoneのデュアルレンズはユーザーが任意で切換ができません。右列のレンズはどーすれば?

ShiftCam_07

実はこれ、製品では解決できず、デュアルレンズを任意で切り替えできるカメラアプリを購入する必要があります。
ワタシは ProCam 5 (750円)を購入しました。多機能で良いアプリですが、本来はShiftCamが専用の(カメラ切り替え機能のみでいいので)アプリを用意すべきだと思います。

ShiftCam_08

ワタシが提供頂いたのはワイドアングルPROレンズのキット。
6つレンズのユニットを外し、同じサイズのプレートを使うワイコンレンズを装着します。
このワイコンが歪みがひじょうに少ないのに感心します。
(正直、6つのレンズのついたユニットの120°ワイドレンズは歪曲が大きすぎる)

ShiftCam_09

このワイコンにはマグネット式のレンズキャップが用意されていて

ShiftCam_10

こんな感じに。
金属製で重厚感があっていい感じ(重厚感だけでなく、実際重量もあるのでやり過ぎ感はありますが)。

ShiftCam_11

さらに別売りオプションでC-PLフィルター。
これ、C(サーキュラー)が付くので分かるように、ちゃんと円偏光フィルターなのが偉い。
これもマグネット式なので、ちゃんと回ります。
iPhone写真展用の作品は、このワイコンレンズに円偏光フィルター、使ってみました。

ShiftCam_12

作例(iPhone写真展とは無関係です)
iPhone 7 Plus / ShiftCam 2.0 / Wide-Angle ProLens / C-PL Filter

ShiftCam_13

別売りオプションのTraditional Macro も提供頂きました。
これもワイドアングルプロレンズ同様のプレートを使ってシフトカムに取り付けます。

ShiftCam_14

金属ボールのおかげでぴたっと光軸があうのが◎。

ShiftCam_15

白色フードがちょうど最短撮影距離になっていて、フードがうまく入射光を和らげるのでこんなイージーにマクロが・・・

ShiftCam_16

これも歪みの少ない気持ちのいいレンズです。
作例はまるで今回の写真展にあわせたように腕時計ですが、出展作品とは無関係です(笑)
しかし、これが片手で(しかもスマホで)撮れちゃう時代なんだなあ。
iPhone 7 Plusのレンズは広角なので、普通の一眼のマクロレンズよりパースの広いマクロが撮れるのがイイと思います。

ShiftCam_17

という訳で、ShiftCam 2.0のレビューというか、インプレッションでした。

ShiftCam 購入サイト

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2018年9月 8日 (土)

ピークデザイン トラベルラインを見てきた

キックスターターで初代キャプチャーを資金調達して話題を集め、僅か数年でカメラユーザーに(は)メジャーな存在になったピークデザインの新製品、PeakDesign Travel Line  ピークデザイン トラベルラインの実物を見てきました。

Peakdesign_travelline_01

まだ未発売。日本では銀一が11月に発売(したいとがんばっています、とのこと)予定。そのため、細部は製品版と異なる可能性があります。
まあ、この段階ではレビューないからmono-logueが、と思ったら、枻出版のflick デジモノマニアが選んだ超愛用品で取り上げられているし、デジカメWatchでも記事になっているので、補足的にご覧いただければ。
なるべく両誌が載せていない部分の写真とコメントを選んだつもりです。

peakdesign_travelline_02

Travel Line は、外骨格ともいえるトラベルバックパック 45L (TRAVEL BACKPACK 45L)をベースに、各種の用途別パッキングツールを組み合わせて格納するコンセプトの多用途バックパック。サンダーバード2号とコンテナの関係に近い(?)けれど、コンテナが大小あって組み合わせるイメージ。
写真はCAMERA CUBE MEDIUM 12L 。カメラ機材用コンテナ 中サイズ。

パッキングツールには
CAMERA CUBE Large 18L
CAMERA CUBE Medium 12L
CAMERA CUBE Small 6L
PACKING CUBE Mediun 18L
PACKING CUBE Small 9L
TECH POUCH 2L
WASH POUCH 2.5L
SHOE POUCH 9L
RAIN FLY
があります。

peakdesign_travelline_03

写真左はカメラキューブ Mを、写真右はそれにカメラキューブ Sを追加したもの。
カメラキューブは S M L で、1:2:3の比率になっていています。

peakdesign_travelline_04

カメラキューブはトラベルバックパック内側のクリップで固定が可能。

peakdesign_travelline_05

カメラキューブもトラベルバックパックもサイド方向に開くことが出来(この辺りは同社の既存バックパックのコンセプトを踏襲)、スリングバックのように運用できる。

peakdesign_travelline_06

PCインサートは、MacBook Pro 15inch 対応。ほかにiPad等タブレットも同時に収納可能。

peakdesign_travelline_07

ピークデザインに新ロゴマークかと思ったら、これはトラベルライン専用のロゴマークらしい。

peakdesign_travelline_08

外部のジッパー引き手は内側に回したり、その他のギミックでひったくりなどに遭いにくいような構造になっている。
日本に居るとこの辺りはピンと来ないけれど、こういう配慮は重要らしい。

peakdesign_travelline_09

背中の部分はフラップ型になっていて、ショルダーベルト(とウエストベルト)をフラップ裏側に格納できる。
フラップはピークデザインの他製品でも多用されるマグネットでぴったりと固定。
背負わずに鞄のように持ち歩くときはこの形態が便利。

peakdesign_travelline_10

フラップを逆側に織り込むことでバックパック時のクッション性を高めることが可能。
中央のハンドルは鞄モードでの把手にも、ローリングバッグのキャリーハンドルに固定するときの差し込みにもなる。

peakdesign_travelline_11

各所に細かな収納ポケット等がいっぱい。もちろん、三脚をサイドに固定も可能。
ただ、ポケットが多いのは便利なんだけど、どこに入れたか忘れて必要なときにそこら中あける羽目になる・・・のは、ワタシが悪いのですが。

peakdesign_travelline_12

ウオッシュポーチ(左)とテックポーチ(右)
テックポーチはこの状態で立つので、旅先のホテルなどでかなり有効そう。

peakdesign_travelline_13

パッキングキューブ M(左)とS(右)
開けるのが素早く出来るタブや、サイズ拡張機能など、アイディア満載なんだけど、個人的には機材系とカラーリング変えて欲しかったなあと思うところ。
色が統一されている格好良さはあるんだけど、旅先では見ただけで内容を把握したいことも多いので。

peakdesign_travelline_14

これまたお洒落なシューポーチ。
なんだけど、これは、えーっと、どう使えばいいのかな・・。

peakdesign_travelline_15

トラベルバックパックのカラーバリエーションは、現段階では2色。ブラックとセージ。
セージはお洒落だけど、汎用性はコンサバな黒かなあ。
ちなみに、ちゃんと機内持込サイズになっています。

peakdesign_travelline_16

そして会場で気がついたのですが、既存のピークデザイン Everyday Sling 5L(写真はジェットブラック)がカメラキューブ S (6L)の代わりにトラベルバックパックに入ります。
この組み合わせもいいかも。

TABLOID

今回はEXTRA PREVIEW #17という合同展示会に銀一が出展したもの。
会場となったTABLOIDは、元新聞社の輪転機印刷工場だったらしい。それでタブロイドか。
建物自体によい味があって、楽しい展示会でした。

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2018年9月 7日 (金)

EOS R : バッテリーグリップ BG-E22 と端子関係

EOS R : 4Kクロップの残念とマウントアダプターの◎との続き。
とはいえEOS Rについては多くのメディアが書いているので、あまり書かれていないことを。
バッテリーグリップ(縦位置グリップ)BG-E22

Canon EOS R_13

中堅機以上のEOSで縦位置撮影機能つきのバッテリーグリップが用意されるのは通例。昔はEOS Kissにもバッテリーグリップがあったほど。
サブ電子ダイヤル等の機能は従来のバッテリーグリップを踏襲しつつ、新規機能として
・USB充電機能
・ストロボシンクロ接点
を搭載。

Canon EOS R_17

そしてこれはEOS 5D Mark IV用バッテリーグリップ BG-E20から搭載だけど、ビデオボス(VHSピン穴)を搭載。あまり話題にならないけれど、これを出来てるスチルカメラってあんまり無いと思うのです。

Canon_eos_r_14

BG-E22と合体した状態のEOS R (キヤノン広報用写真より転載)
EOS Rが小さいせいで大きく見えます。そういえばカタログにもWEBの製品ページにも重量記載がない。
従来比で軽くなっている印象だけど、ここは不明。

Canon_eos_r_19

バッテリーの実装方法が変わって、こんな感じに。小型化のためか?(キヤノン広報用写真より転載)
発表会の時、バッテリーグリップにシンクロ接点がついたのを知らなかったのでチェックし損なったけれど、向かって右手前端のカバーがそれかな?

Canon_eos_r_15

なんでバッテリーグリップにシンクロターミナルが、といえば、EOS Rボディからシンクロ端子はなくなったから。このあたり、EOS RはEOS 5D Mark IVよりEOS 6D Mark II的なポジションだとイメージさせる。(キヤノン広報用写真より転載)

6Dっぽいと言うとリモコン端子がEOS 5D4、6D2等のN3端子ではなく、EOS 80D等のRS-60E3端子。なので(そのままでは)タイマーリモートコントローラーTC-80N3が使えない
ので、EOS RでN3端子のリモート機器を使う場合には、3年前から単品販売されているRA-E3を購入する必要があります。

ここまで書くとEOS 5D Mark IVより格下に見えるけれど、USB端子はUSB-Cになって本体充電が可能になった(充電OKであって給電OKではないみたい。未確認)り、HDMI端子から10ビット出力が可能になったり(本体内カード収録と排他利用かどうかは確認中)、機能向上部分も多いので悩ましい。
地味に評価出来る部分として抜けやすく(かつ)傷みやすい端子保護用のプロテクターが同梱されているのは◎。

Canon_eos_r_16

シンクロ接点はバッテリーグリップにあるからいいよね、と思ったけれど、シンクロ端子使うのって(主に)スタジオ撮影だよね。
そういうときはWiFiトランスミッター使うことも多いと思うんだけど、EOS R用のワイヤレスファイルトランスミッター WFT-E7B(Ver.2)にはシンクロ接点はない・・・_| ̄|○
(キヤノン広報用写真より転載)
バッテリーグリップとトランスミッターって同時使用できるんだっけ?(別売りのアクセサリーブラケットAB-E1を用いることでバッテリーグリップとの併用も可能らしい)

Canon EOS R_18

話を戻してBG-E22 の充電用端子はここ。
EOS Rのバッテリー LP-E6N用の充電器はコンパクトなので荷物減らし効果はたいしてないけれど、忘れたときにUSB充電できるのは便利かな。
あ、そっかBG-E22 だと2本充電仕掛けて寝ちゃえるのか(同時充電ではなく順次充電ですが)。

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2018年9月 6日 (木)

EOS R : 4Kクロップの残念とマウントアダプターの◎と

昨夜のCanon EOS R の初号機はガンダムじゃないエントリーの続きです。
米国映画風に言うなら、Hey,Siri。良いニュースと悪いニュースとどっちから聞きたい?

という訳で悪いニュースから。
EOS Rは4K対応。なんだけど、しれっとDCI-4KをやめてUHD 4Kに。
これ自体は製品のポジショニングゆえとも言えるので小さな残念、程度ではあるんだけど

EOS R の4Kはクロップのみ

は大きなバッドニュースだ。なに考えてるんだ、キヤノン。自ら切り開いたデジタル一眼動画でこれか。もう、膝かっくんされた気分。

クロップファクターは1.74。(会場の説明スタッフによるもので公式発表ではないです)
この数字を聞いて、ああ、やっぱりと思った。
キヤノンはEOS 4K初号機、EOS-1DCのとき、クロップ4Kを採用している。技術的(回路的)に、全画素読み出し&リサイズが出来なかったからとは想像するけれど、そのときの彼らのポリシーは「画素を弄らないドットバイドットの等倍切りだし、収録による画質最優先」。
そのコンセプトはEOS-1D X Mark II、EOS 5D Mark IVにも受け継がれた。
キヤノンの技術力の限界(これは必ずしも技術が低い、という意味ではなく、画質、放熱、コスト、の総合的バランス判断という意味も含めて)の言い訳的な部分もあったとは思うけれど、まあ、頑なにドットバイドット主義だった訳です。キヤノンは。

で、その代償も大きく、1DC→1DX2→5D4とセンサー画素数が大きくなるに比例して、クロップ率も大きくなる計算で。
で、1.74って、そう、EOS 5D Mark IVと近似のクロップファクター。
EOS Rの記録解像度は 6720 x 4480 pixel で、EOS 5D Mark IVと同じ。
ピクセル数が同じで等倍切り出ししたらクロップ率は同じだあね。

Eosr

ただし、EOS 5D Mark IVはDCI 4K、EOS RはUHD 4Kなので、長辺方向が短いけれど。

このクロップ4Kが製品ポジションゆえなのか技術的なものなのかは分からないけれど、EOS Rでいちばん残念な部分。HDMIから10bitスルー出力とか、凄く良くなった部分があるだけにがっかりです。

全画素読み出し→オーバーサンプリングのクオリティはソニーが実証しているのだから、キヤノンも次期EOS Rでは実装して欲しい・・・。

で、グッドニュースは充実のマウントアダプター。

Canon EOS R_11

もともとマウント内径が54ミリという圧倒的大きさのEFシステムの内径を継承するので、レンズの(アダプターによる)互換性はかなり期待できたのだけど、ほとんどのEFレンズが一切のエクスキューズなしに使えるという素晴らしさ。
写真は会場で試させてもらったマウントアダプター経由でのEF24-70mmF2.8。
合焦速度等は元のレンズのパフォーマンスをそのまま出せる、との話でたしかに俊敏。
(AFは少し迷ったけれど、理由は不明。)

Canon EOS R_09

そして通常型のマウントアダプターに加え、コントロールリング搭載のアダプター(左)、さらにドロップインフィルター搭載のアダプター(右)。
ああ、これは最高。特に可変NDフィルター搭載型は、これまでの一眼動画のウイークポイントであるNDフィルターワークの負荷を大きく減少させる飛び道具。
ただ、可変だけに色変化はありそう。この辺は実際に使ってみないとなんとも。

Canon EOS R_10

ちなみにマウントアダプターにはEF-Sレンズ用の白い指標が。
え?EF-S(APS-C)レンズも使えるの?EOS Rはフルサイズなのに
と思ったら、EF-Sつけると「自動で」クロップされ、ファインダーもAPS-Cモードに切り替わるそうな。

Canon EOS R_12

そしてフルサイズレンズ使用時にも設定でAPS-Cクロップが可能に。
ああ、ついに。
とするとRシステムで高速連射型の機体が出てきたらEOS 7D Mark IIのようなAPS-Cフラッグシップの立ち位置はなくなるかも。

続く

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Canon EOS R の初号機はガンダムじゃない

従来はプレス発表会の1〜2週間前に専門メディアの内覧会があるのが通例だった。のが、今回は一切無く、今日の発表がオフィシャルにはホントに初めてのリリースになった。
キヤノンの新しいマウント RFマウントと、その初号機、Canon EOS R。

Canon EOS R_01

発表会に呼んでいただいたので、速報的にファーストインプレッションを。
後日、ビデオSALON等でレビュー書く機会がある「かも」しれませんが、今日はホントに第一印象を。

Canon EOS R_02

私物のEOS 5D Mark III(左)とEOS R(右)。
思っていた以上にボリューム感の違いがあります。まあ、レンズが違うのでちょっとフェアではないですが。

Canon EOS R_03

RFレンズの先陣を切るRF24-105mm F4L IS USMをつけたEOS R。
ちなみにこの初号機にR1とかR5といったナンバーはない。
まあ、それはEOS M 初号機も同じで、2代目がEOS M2、M3、M5、M10・・・そしてEOS Kiss Mへ続いたので、次はR2?とか付くんだろう。

Canon EOS R_04

モードダイアルはなくなってシンプルな電源ダイアルに。
マイク孔が前面でなく上面にあるのはEOS M的。
個人的にはストラップホールのデザインと実装方法が変わったのが新鮮。

Canon EOS R_05

右肩。従来のEOSと似ているようで実際は大きな変化。
サブ電子ダイヤルはまるで他社製のように上面へ。これは新機能のマルチファンクションバーと親指を共有するためのデザインだと思うけれど、慣れるまでは戸惑いそう。
ちなみに前面に絞り込みボタンはない。(機能をどこかのボタンに割り当て可能)

Canon EOS R_06

サイドビュー
マウント部の金属が美しい。
これ「マウントコアデザイン」というデザインフィロソフィーらしい。

Canon EOS R_07

つまりRFレンズにはエンプラマウントレンズを出さないという意思表明?
ちなみにレンズを外す(電源オフ)とシャッターが閉じてCMOSセンサー部を覆う仕様。
これは◎

Canon EOS R_08

RFレンズの操作性、そして俊敏なAFは小気味よい。
でも、このRF24-105mmのラバー部の途中で段がある意匠ってどうなんだろう・・。

EOS R 初号機はガンダムではなくジムだった感は拭えないけど、連邦のモビルスーツが凄そうなのは分かった。
と帰宅しながらTwitterに呟いたら、マンフロットジャパン公式さんが、本日のマンフロット賞をくれた!(笑)

マンフロット賞ざぶとんを集めるといいことがあると良いなあ

マウントアダプターや縦位置グリップ、ニコン機との比較は明日にでも。
取りあえず初日の速報でした。とがんばって書いたけれど、ああ、日付が変わっていた。

EOS R : 4Kクロップの残念とマウントアダプターの◎と に続きます

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2018年9月 3日 (月)

ピークデザインのバックパックにジッツオのトラベラー三脚を入れる

去年、ジッツオのマウンテニアを買ったのは同じGITZOのトラベラー三脚に少し不満があったからですが、あまり三脚を多用しない旅行時は雲台を分離しなくても飛行機の機内持込できるGITZO GK1580TQR4が活躍します。

Peak Design & GITZO_01

そんな機動性重視のときのカメラバッグはビデオSALONの連載コラムで試したら自腹で買ってしまったPeak Designエブリデイバックパック。
このバックパックはサイドポケットに三脚を突っ込んで固定できるんだけど(写真左)、そうすると機内持込サイズを超えてしまうし、街中でこの格好で歩き回るのも(まわりに)危険。

かわるビジネスリュック_05

もうひとつ持っているバックパックであるかわるビジネスリュックも同様にジッツオトラベラー三脚あるいはマンフロットのBeFree三脚クラスが入る愛用品だけど、こっちはビジネスリュックの名のようにカメラバッグと言うよりは陸戦型ガンダムのバックパックというイメージで、移動時は軽量かつ大容量な優れものだけど、撮影時のカメラバッグ的運用には向かない。

Peak Design & GITZO_02

で、ピークデザインのバックパック(30リットル型)は、こんな風にジッツオトラベラーI型が内部に入るんですね。
なお、このGITZO トラベラー GK1580TQR4の雲台は、この夏、RRSのBH-25LRに換装しています

9/8追記 マウンテニアは分解すれば入るようです。
ピークデザインのバックパックにジッツオのマウンテニア三脚を入れる

Peak Design & GITZO_03

これが出来るのはPeak Design エブリデイバックパックの仕切り(FlexFoldディバイダーと言うらしい)が折り紙のように形を変えて内部構造をトランスフォームするから。
(ので、撮影地では外のポケットに三脚を移して、ここは機材スペースにモードチェンジ可能です)

Peak Design & GITZO_04

そして、トラベラー三脚を内部収納したまま、EF50mmF1.2LをつけたEOS-1D X Mark IIを上部に格納出来るのも◎。

Peak Design & GITZO_05

という訳で、現地で機動性重視かつ飛行機移動の時に、この組み合わせはとても良いと思っています。
いや、三脚を多用するときは、マウンテニア(の雲台)をバラして機内持込しますがね。
そんなピークデザインからトラベルラインがでるらしい。ちょっと気になっています。

Peak Design & GITZO_06

そうそう、ピークデザインバックパックについているアンカーソケットには、こんな風に六角レンチをつけています。ジッツォのプレートにしても、リアリーライトスタッフやアルカスイスのプレートにしても、六角レンチ忘れると痛い目に遭うので。
幸い、ピークデザインのアンカーはたくさん余っているので(笑)

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