カメラ/写真

2017年10月18日 (水)

EOS 9,000万台 EFレンズ 1億3,000万本だって。

EOSシリーズは9,000万台・EFレンズは1億3,000万本の累計生産数を達成
キヤノンプレスリリース 2017.10.17

いやあ、いちおく本、とかピンと来ない数字だけど(EOSだけに)ピントは外さないはず。
カメラが売れない、とはいうものの、EOSボディ、およびEFレンズの生産台数を年ごとにグラフにマップしてみると

Ef_lens_13000

近年はやや鈍化しているとはいえ、ちゃんと純増してるじゃんと。
ちなみにキヤノンのリリースを遡りながら数字をみてみた
EFレンズの生産台数を1000万本ごとにとると
1995/1000
2001/2000
2006/3000
2008/4000
2009/5000
20011.1/6000
2011.10/7000
2012.8 / 8000 EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM
2013.5 / 9000 EF24-70mm F2.8L II
2014.4 /10000 EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×
2015.6 /11000 EF11-24mm F4L USM
2016.8 /12000 EF100-400mmF4.5-5.6L IS II USM
2017.10/13000 EF16-35mm F2.8L III USM

2012年からキリ番生産レンズ名を発表しているが、これは狙ってキリ番にしてる感じ(笑)
2014年以降はおよそ14ヶ月周期で1000本なので、14000本は2018年中に達成できるか2019年にずれ込むか、微妙なところか。

EOS-1D X Mark II & EF50mmF1.4L_02

EOSボディは
1997/1000
2003/2000
2007/3000
2010.5/4000
2011.9/5000
2012.10/6000
2014.2/7000
2015.11/8000
2017.9/9000
なのでボディの1億台のせは2019年秋から冬だろうか。

なんのかんの言っても、王者の戦い方だなあ。

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2017年10月17日 (火)

これでいい、と これがいいの狭間を考えた:PowerShot G1 X Mark III

キヤノンの高級コンデジ PowerShot G Xシリーズの新型、PowerShot G1 X Mark IIIがリリース。
G Xシリーズの原点ともいえるG1 Xの3代目。コンデジなのにAPS-CセンサーでデュアルピクセルCMOSで3倍ズーム、でEVF内蔵ながら400g切る。
普段使いはこれでいいんじゃね?と思わせる。(ただし、値段以外)

Powershot_g1_x_mark_iii_01

作例の何割かは、公私ともに親しくさせて頂いているフォトグラファー、南雲暁彦氏によるもの。
(写真はキヤノンのWEBより転載)
コンデジにAPS-Cサイズのイメージャーってトリッキーにも思うけれど、ある意味、王道的変化球というか、スマホ時代のコンデジのあり方を問うアプローチにも感じる。

Powershot_g1_x_mark_iii_02

センサーの力、レンズの力、もあるのだろうけど、この画の力だもんなあ。
ちなみにG1 X Mark IIIは幅115mm 高さ77.9mm。iPhone 8 Plusは158.4mm 78.1mmと、前面投影面積はG1 X Mark IIIの方が小さい。もちろん厚みはiPhone 8 Plusの7.5mmに対して51.4mmもあるけれど、重さはiPhone 8 Plusの202gに対し、G1 X Mark IIIは399gと倍でしかない。
ここはけっこう重要なポイントだと思うんですよね。

ネットメディアの多くはG1 X Mark IIIを先代G1 X Mark IIと較べ、センサーサイズが大きくなってボディは小さく・・みたいに比較しているけれど、ワタシが思うに較べるべきは先代ではなく、ミラーレス一眼カメラだと思うのです。
という訳で、同じキヤノンのミラーレスでEVF内蔵のEOS M5に同じ焦点距離のEF-Mレンズをつけたものを比較。ついでに(?)ワタシのサブシステムでもあるオリンパスM4/3の最新型OM-D E-M10 Mark IIIに似た焦点距離のレンズをつけた状態でも較べて見た。

Powershot_g1_x_mark_iii_03

スペック上はがっぷり四つ、というよりレンズの開放F値や最短撮影距離など、G1 X Mark IIIが上回る部分まである。自分にとって有意な差と思える部分を赤でマークしてみた。

レンズの交換出来ないだけで中身はEOS M5とも言うべきG1 X Mark IIIだけど、細かいところでシャッター上限が1/2000秒。
有効画素数2420万画素ってEOS-1D X Mark IIより多いじゃん(笑)というよりEOS 80Dや9000Dと同じセンサーと思えばいいのか。

動画はEOSムービーでしょ、と思いたいところだけど、上位機に遠慮なく4Kを積むオリンパスの強さが光る。キヤノンはそういうところのヒエラルヒー関係、重視だからなあ。
ビットレートも高いのもともかく、1280x720ながら120PのHFR撮影ができるOM-D偉いぞ。

で見ててすげえと思ったのが「個人認証」。そう、もう単なる顔認識じゃない。
よく撮影する人物の「顔」「名前」「誕生日」を事前登録しておくと、カメラがその人を見つけてピントと露出を優先的に設定。
だけでもすごいのに

Powershot_g1_x_mark_iii_05

年齢や状況に合わせて調整
誕生日を登録するのはこのためか!

これは下手にワタシが撮るより上手く撮ってくれそうだ(苦笑)
もう、これでいいじゃん。
と思ったりもしたんだけど、「これでいい」とは思っても、「これがいい」じゃないのはなぜなんだろう?

Powershot_g1_x_mark_iii_04

G1 X Mark IIIは G X系らしくディティールへのコダワリは健在で、ここはEOSより高級感があったりするんだけど、じゃあ、EOSよりG1 X Mark IIIが欲しいかと言われると、口ごもる自分がいる。
なんなんだろうなあ。
でも、G1 X Mark IIIがコンデジ価格だったら買っていたと思う(笑)キヤノン、適正価格?に強気だなあ。

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2017年9月19日 (火)

ビデオSALON 10月号とオリンパス TG-5

ビデオSALON 2017年10月号が明日発売。
今日発売の新いちばんやさしいiMovie入門に続き、二日連続の宣伝ブログ、すみません。

Videosalon_01

ビデオSALONは左開きになった2017年1月号から表紙のテイストも変わったのですが、今月号はぐっとシックになって秋のイメージ(?)

Videosalon_02

巻頭のiVIS GX10とXF400/405 スペックまとめ速報については先日書きました
キヤノンはEOSだけじゃないよ、と言わんばかりの気合いの入った新型ハンドへルドに期待。

Videosalon_03

もうひとつ、見逃せないのが特集「カメラ搭載 マイク大全」一眼動画やカムコーダーに搭載可能なマイクの横並びテストと解説。
音には弱いのでこういうのはホントに助かる。お馴染みの池野一成氏、大須賀淳氏と、お世話になっている須藤高宏氏による大ボリュームの記事は必読(と思います。まだ読めていません、すみません)。

そして連載、アフターファイブの研究室ではオリンパスの防水タフカメラ Tough TG-5。
TG-5は深川八幡祭りで個人的にすごく評価したカメラですが、同時期に水中撮影もテストしていたのですね。

Tg5_04

↑ 動画からの切り出し
↓ 静止画(水中モード設定)

Tg5_05

大きな水中ハウジングなどなしに15メートル潜れるTG-5ですが、別に水中専用な訳でなく、こんな風に水をかぶるのを気にせず使えるリア充向けのカメラだったりします。

Tg5_06

4K動画もウリですが、OM-D E-M1 Mark IIにも非搭載のFHD/120Pがとても○

TG-5 Pool from SAIKA on Vimeo.

音楽:iBgm

この動画はTG-5 オンリーですが、深川八幡祭りの動画はTG-5、OM-D E-M1 Mark II混在です。

深川八幡祭2017 / Fukagawa Hachiman Festival from SAIKA on Vimeo.

そして、助手の高田さんと共同執筆してるFinal Cut Pro X 連載では、ゼミOBが登場です。

_4

読むところ、多いのです。今月号。

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2017年9月 5日 (火)

紗々写真展(3rd個展)ナハトカ。明日から。

いつの間にか長いつきあいになっていたモデルでありMCであり、そして撮り手、である紗々さんの写真展、ナハトカ。が明日からOCO Galleryで開催。
紗々3rd個展「ナハトカ。」公式告知

紗々_1

紗々さんと初めて逢ったのは2010年も暮れのシグマレンズイベント。7年近く前で山木社長も紗々さんも若いですね。
そのとき撮ったムービーのアーカイブ。EOS 5D Mark II、完パケ解像度がFHDじゃなくHDなのはなんでだったかなあ。レンズはシグマの85mmF1.4。

紗々_2

ナハトカ。って、アイネ・クライネ・ナハト(カ)ジークの意味ではなく(笑)

沖縄のいろんなところへいった。
ナハとか。ビセとか。
はれの日も、あめの日も、くもりの日も

デジカメWatchの写真展情報より)らしい。

とても楽しみにしています。初めての写真展とも、2回目の個展とも違う、あたらしい紗々の写真が楽しめそうです。

紗々_4

会場は代々木公園に近いOCO Gallery。このギャラリーは6月にINNOCENT WALTZ : 兎村彩野、国分真央 二人展を見に行った場所
小さな、そして心地の良いギャラリーです。

紗々_3

写真は撮るのも、見るのも、好き。カメラを扱うのも、弄るのも、考えるのも、好き。
無理に等価にする必要はないけれど、心地良いバランスはあるはずだし、偏るのは楽しくないですよね。

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ちなみに、ナハトカ。の写真、ぜんぶフジフイルムのX-T2で撮ったらしい。

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2017年9月 2日 (土)

水をかぶったOM-D E-M1 Mark IIの点検整備

深川八幡祭りの撮影で、オリンパスの防水カメラ TG-5と共に活躍し、盛大に水を浴びたOM-D E-M1 Mark IIと12-100mmF4をオリンパスプロサロンで点検整備。

Tg5_photo_06

15m防水のTG-5はともかく、防塵防滴とは言え雨程度では無く消防ホースの放水を浴びるような状況下ではレンズ交換式の一眼レフはコワイ。
点検整備の結果、問題なし。各種シーリング部分に水の浸入形跡なし。素晴らしい、オリンパス。
一応、当日、気をつけていたこと。

OMD EM1_II

・レンズ交換はしない
(手ぶれ補正つき12-100mmのありがたさw)
・メモリーカード蓋も開けない
(デュアルスロットに128GBを2枚突っ込んでおけば無敵)
・びしょ濡れのカメラは吸水性の良さそうなタオルでくるんで放置
(過剰に拭き上げるとダイヤルやレバーを繁雑に動かすことになる)
・バッテリー交換はせざるを得なかったけど、垂直状態で行った
(カメラを下向きにして蓋を開けない)
を意識してみた。(それが正しいかどうかは分かりませんが)

Tg5_photo_05

次回(あれば)の備忘録としては、ジップロックに入れた綿棒を用意しておくといいかなあ。

このとき大活躍してくれたOLYMPUS Tough TG-5は、想定以上の売れ行きで在庫払底、「お届けに1ヶ月以上のお時間を頂いております。」らしい。
嬉しい悲鳴と言うべきか、読みが甘いよと言うべきか(笑)もったいない。

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2017年8月30日 (水)

EF85mmF1.4L ISはポートレートレンズの頂点になるか?

ダウンサイジングした一眼レフが欲しいといいつつ、ジオングのような重量級のフルサイズEOSを使う理由のひとつに、EF85mmF1.2Lのようなレンズの存在があります。
そしてキヤノンから新しい85mm、EF85mm F1.4L IS USMがリリース(特設サイト)。

EOS-1D C & LC-E4N_01

写真はEOS-1D Cと現行のEF85mmF1.2L II。
ソニーα9、ニコンD850とハイエンド機のリリースが話題ですが、キヤノンは去年、フラッグシップもハイエンドも出しているので今年のフルサイズボディはエントリー機。
その分、レンズが本気で新型TSマクロ3兄弟と、そしてEF85mm F1.4L IS USM。

これでEF85mmは、EF50mmと同じく3姉妹のラインナップになった。
松竹梅だけど、最新の竹は松を喰うのではと期待しながら比較してみたら・・・。

85mm

え?重さはF1.2Lより75g軽いだけ?価格は標準価格ベースで4万弱、実売(ヨドバシ調べ)だと僅か1.3万円の差しかない(新製品価格とは言え)。
特設サイトの開発者インタビューで商品企画の山口氏が、EF85mm F1.2L II USM だと「価格的にも手が出しにくい」「レンズが重いため長時間の使用で疲れやすい」って言ってるのに。。。そして
あれ?長さ、ワタシ、書き間違えた?と思ったら・・・。

85mm_2

85mmF1.4LはF1.2Lより2cmも長いのか!
最大径こそ3ミリ小さいけれど、ずんぐりむっくりのEF85mmF1.2Lより明らかにデカい印象のする85mmF1.4Lとは。
とはいえ、4段分の手ぶれ補正(IS)が入っているというのは実用上のアドバンテージが大きいし、最新の設計技術は画だって肉薄している(はず)。
そしてなにより、2006年に発売されたEF85mmF1.2L IIは動画撮影時の動画サーボAF速度のカスタマイズ(比較動画)に対応していない。(個人的にはここ超重要スペック)

ついでにEF50mm3兄弟の比較も。

50mm

85mmはF1.2 ≧ F1.4 >> F1.8 だけど、50mmはF1.2 >> F1.4 > F1.8のイメージ。

あー、まいったなあ、85mm、画は相当いいと聞いているし、前述のようにAF速度のカスタマイズできるし、欲しいけれど、欲しいけれど、ううむ。

female

EF85mm F1.2L II f1.6 1/1250秒 ISO100 / EOS 5D Mark II

EOS-1D C & EF85mm F12L

EOS-1D C / EF85mmF1.2L II

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2017年8月25日 (金)

とあるカメラメーカーのアンケート

とあるカメラメーカーのアンケート。最後に「写真を見たり、写真を撮ったりすることが好きですか?」と訊かれ、選択肢の最高値が「好き」ではなく「愛している」だったときの微笑ましい気持ち。

Safari0030000

ここで、好きと愛は違うよ、とか突っ込んではいけません(笑)。

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でも、写真好き?って訊かれたら、うん、好き。と即答できるけど、写真愛してる?と訊かれたらたじろいでしまうのはなんでだろう。
そして、写真が好きなのか、写真機(カメラ)が好きなのかと訊かれたら、さらに口ごもってしまいそうだ。

sea & EOS-1D C

でも、まあ、いいじゃん。と思ってる。
レンズ越しじゃない世界の美しさは分かっているつもりだけど、自分はそこにレンズとセンサーを挟むのが好きなんだから。
自分の身体の延長にカメラがあって、そこが自分の感受性のもっとも鋭角な部分なら、カメラヲタクと揶揄されても仕方ないかなあと思ってる。

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2017年8月24日 (木)

ニコン D850の動画機能がすごい(かも)

開発発表されていたニコンの新型ハイエンド機、D850が正式リリース。
mono-logueとしては動画性能というかムービーがどうよ?って部分がいちばん興味ある部分なので、そこメインで発表資料からのみ見てみる。
だって、動画、すごそうなんだもん。

D850_1

EOS 5D Mark IVのきっかり一年後に出てくるD850は高精細描写と高速連射の両立を実現するのがウリ。
有効画素4575万画素は直接のライバルEOS 5D Mark IVを150%上回る高画素機。
画素数でいえば5D4ではなくEOS 5Ds、5Ds Rに近い中判的運用を狙う一方、連続撮影能力は単独で5D4同等、バッテリーパックを付けると2コマブーストされる仕様。
ということはバッテリーは順次使用でなく、同時使用で電圧をあげるのか?
1年という時間のアドバンテージがあるとは言え、これはEOS 5D Mark IVキラーだよねえ。

Nikon_d850

スペックで較べると画素数以外ではニコン、キヤノン両者のフラッグシップには及ばない部分も多いけれど、画素数の大きさがそこを補っているのが魅力。重量はD810からさらに重くなって5D4より100g以上のヘビーウエイトになっているけれどここは仕方ない所かな。
意外なのはこの時代にGPSを内蔵していないこと。さらにアクセサリーのGPSユニット GP-1Aは「旧製品」と書かれているのに後継品が書かれていないこと。ワタシ、ニコンに詳しくないのですが、ニコン一眼レフで位置情報の埋め込みってどうやるの?スマホからの取得?

4K動画はUFDでDCI-4Kでないのが残念だけど、フルサイズ画角の4Kというのは◎っていうか、羨ましい。
EOSの4Kは素晴らしい画質だと思うけれど、その画質最優先の思想ゆえEOS-1D X Mark IIもEOS 5D Mark IVもドットバイドットのクロップ。

Photo

で、EOS-1D C含め、みんな画素数が違うから同じレンズでも画角が変わるという・・・。
5D4だとAPS-Cよりも画角が狭くなっちゃうんですよね。
画質優先の現行仕様(クロップ)と画角活かしの縮小(リサイズ)仕様を切り替えられるといいんだけどなあ。

D850_2

そしてチルト液晶の搭載が攻めてて好き。EOSも6D IIでバリアングル液晶搭載したけれど、5D4はコンサバに固定液晶だった。可動部品の耐久性等の問題は残ると思うけれど、やっぱ(特に動画撮影時に)チルト液晶は有効だと思うんです。

と、機能的にはかなり動画に力入れている感じがして(FHD/120Pも◎)ニコン攻めるなあ、なんだけど、ビデオレートは相変わらず4Kで144Mbpsとプア。ビットレート「だけで」画質は決まらないとは言っても、ビットレートは動画画質の重要な要素のひとつ。
この辺がどう画にでてるのか、興味あるところ。

あ、スタート時、約40万円という価格、EOS 5D Mark IVのスタート時を考えるとがんばっていると思います。

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2017年8月 5日 (土)

α9 メモリースロットの不思議

今回、SONY α7S II とα9を長くお借りして非常に刺激的で楽しかった一方、最後までなんでこうなるのか、納得できなかった部分がある。そのひとつがα9のメモリースロット設計の不思議、というかちぐはぐさ。

SONY α9 & α7S2_01

カメラの使いやすい、使いにくいは、ある程度、慣れに起因する部分が大きく、慣れないテスト機では言及しないことにしている(ニコン、ソニーはフォーカス方向逆だから使いにくい、とかキヤノン原理主義のように言うのは間違ってるw)けれど、今回、α9のメモリースロットはあえて書いておきたい。

SONY α9 & α7S2_02

左、α7S II 、右、α9。
今回、α9はついにデュアルスロットになった。EOSはデュアルスロットは横に2スロット並ぶけれど、α9は縦に2スロット。

SONY α9 & α7S2_03

で、α7S II はカードラベルが手前に来るのに対し、α9はカードラベルが奥を向く。これは改悪だろーと思う(オリンパスはOM-D E-M5 IIからOM-D E-M1 Mark IIでカードラベルを手前にしたのに)。

SONY α9 & α7S2_04

でもまあ、それは良しとしよう。α9のメモリースロットはスロット1がSDXC II 対応。スロット2がSDXC I対応なので、高速連射用SDXC IIカードはスロット1に入れたい。
さて、直観的にスロット1は上?下?

SONY α9 & α7S2_05

答は下がスロット1。えー、普通、上から1,2じゃないの?と思う(OM-D E-M1 Mark IIはそう)けれど、まあ、そこも下が1であることが間違いとは言えないので良しとしよう。

SONY α9 & α7S2_06

さて、メモリーカードの初期化(フォーマット)しようとします。
デュアルスロットだから、スロットを指定して初期化しますよね。

SONY α9 & α7S2_07

上がスロット1,下がスロット2、表示、ってどういうこと?
これは誤操作を誘っているとしか思えないんですが・・・。
この仕様に誰も突っ込まなかったのだろうか。(いや、これが正しいという場合はご指摘下さい)

SONY α9 & α7S2_08

で、このデュアルスロット、同時記録や振り分け記録のバリエーションは多く、特にEOSではできないカードによる動画とスチルの振り分け記録が出来るのは◎なんだけど
なぜか「リレー(連続)記録が出来ない」 (なんのためのデュアルスロット?)

SONY α9 & α7S2_09

そして、リレーできないことにも関係するけれど、記録先にスロット1を設定しているときに、スロット1にカードが入っていないと(スロット2にカードが入っていても)メモリーカードなしとして記録できない(カードスロットの上下問題と合わせ、今回、これで撮り損ないました)。
この仕様の意図が知りたいです・・・。

SONY α9 & α7S2_10

で、ついでに、α7S II とα9の端子配置について

SONY α9 & α7S2_11

α9はこのコンパクトなボディにEthernetもストロボシンクロ接点もつけて偉いと思う。
思うんだけど

SONY α9 & α7S2_12

なんで形状のよく似たマイクロUSB端子とマイクロHDMIを並べた上に、α7S II とα9で順番を逆にするのかなあ。

各種のUI最適化を模索するのはいい。(動画RECボタンが右肩から(EOS的な)ファインダー右下に変えたのはいいと思う。)
だけど、メモリースロットまわりといい、外部端子まわりといい、ちぐはぐというか無茶苦茶に思える仕様にした意図が分からないです・・・。

追記
このエントリーを読んだProf.Duoさんより、同じソニーのAマウントフラッグシップ α99 IIもデュアルスロットだけど、上がスロット1だよ、と写真込みで教えて頂きました。

99_ii

Prof.Duoさん、ありがとうございます。
うーん、商品企画も設計もプロフェッショナルな方々のはずだし、すべてのことには理由があると思っていますが、少なくともここにはユーザーファーストな理由はなさそう・・。

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2017年7月30日 (日)

ニコン100周年D5の発売延期とD850

一昨日発売予定だったニコン D5 100周年記念モデルが発売延期らしい
>製品の最終調整に時間を要しているため、
って、あれ?これ、D5の外装色変えて、記念ロゴタイプと専用ストラップをつけたモデルだと思っていたけれど、独自のファームウエアとか積むんだろうか?

nikon D5 100Year model

100年、企業が存続することは大変なことだし、お祭り的な企画製品は良いと思うんだけど、専用外装色で100万円にしたフラッグシップ一眼レフかあ、と思っていたら、開発発表のD850が意欲的(かもしれない)

D850

イメージムービーからはいくつかのことしかうかがい知れないけれど、8K タイムラプスということは横手方向8192ピクセル以上の解像度を持つ(ニコンの4KはUHDなので7680pixelという可能性もありか)うえに、高速連射を両立させるというには、これまでとは違うセンサーが必要だし、ハイブリッドファインダー搭載の噂(それを否定するウワサもあるので話半分として)もアグレッシブだと思う。

ニコンもキヤノンもこのままではヤバイという危機感を持っているのは間違いないと思うんだけど、一方で大企業は巨大戦艦と同じで簡単に舵を切れないし、舵を切ってからも回頭はじめるまで時間がかかるのは想像に難くない。
基幹艦隊はともかく、先行する巡洋艦クラスだけでも、高機動旋回を見せてほしいもの。
(その意味ではEOS 6D IIは微妙なんだよなあ、トータルでC/Pの高いカメラだとは思うんだけど)

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