カメラ/写真

2018年10月14日 (日)

EOS R の予約とキャンペーンのお得度

発売を前に、EOS RのRAWに対応したD.P.P.のダウンロードが可能になり、一部店頭での先行展示も始まった。キヤノンにとって負けられない次の30年(EFマウントは31年前に登場)の先兵として初陣するEOS Rは、どんな初速を見せるのだろう。
スペック的にも価格的にも6D2クラスの中堅機に見えながら、中身は5D4クラスの初号機は初陣向けのキャンペーン作戦も展開される。
そのお得度も考えてみた。

Eos_r_10

これは、名前のよく似たEOS RT(写真はキヤノンカメラミュージアムより転載
RTはペリクルミラー、Rはミラーレスと、奇しくもミラーがキーポイントの2つのEOSは、RTは平成元年に発売、Rは平成最後の年に発売という符合も見せる。

Eos_r_11

EOS R。
ああ、こうやってみると、Rはやはり、Mのデザイン思想も継承していますね。
それはさておき、初戦用援護射撃のキャンペーンで

Eos_r_12

目立つのはやはり、総額4.5万円にも及ぶキャッシュバックキャンペーン。
EOS R、は現在のところレンズキットの設定がないのでその分の還元とも思えるけれど、別の見方をすると、EFレンズを使うためのマウントアダプタが実質2〜3千円になるとも言えて、初回出荷分にはマウントアダプタをサービス同梱するキャンペーンやってもいいのに、と考えるワタシからしてもいいアイディア。

ただ、多くのユーザーは、その実用度は未知数ながらコントロールリング付きのマウントアダプター買うよねえ、このふたつのマウントアダプタ、希望小売価格も実売もほぼ倍違うのにキャッシュバック額は同じという不思議。
そしてそれらより高価い35mmハーフマクロがキャッシュバック半額という・・・。
ので、ちょっと還元率を計算してみた。

Eos_r_13

圧倒的にお得なのはノーマルタイプのマウントアダプター。
なんと希望小売価格の62%もキャッシュバックしてしまう。実売に対してはなにをかいわんや。

一方、35mmハーフマクロは6%と還元率は1/10。

ただ、還元率が倍違ってもマウントアダプタはリング付きにしちゃうよねえ・・と思う。
思うのだけど、あれ?これ、両方買ってもそれぞれキャッシュバック受け取れるので、ノーマルの方は5,000円くらいでヤ○オクかメリカ○に・・・(以下、自粛

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2018年10月 6日 (土)

EIZOガレリアでジェットダイスケ氏の写真展を見る

ジェットダイスケ氏をYouTuberという呼称で括ってしまうのは彼の本質を見誤ると思っている。そんなジェットダイスケさんの写真展、「空蝉Ⅱ 黄金の鎧」が、EIZOガレリア銀座で13日まで開催中。

180911_jetdaisuke_01

写真はUUUMのトピックスより転載。
空蝉Ⅱという展覧会タイトルで分かるように、これは昨年、やはりEIZOガレリア銀座でおこなわれたジェットダイスケ氏の写真展、空蝉(うつせみ)の続編。

Jetdaisuke_01

この同じテーマで二度目の写真展をおこなうのって、とても勇気と覚悟の要る話だと思っている。もちろん、モデル(モチーフ?)は今回クマゼミになっているとか、撮影地も違うとかあるけれど、自分の中でももちろん、オーディエンスから見ても、続き、ではなく、自ら殻を破った写真(セミだけに)でなければダメなはず。
その意味で、ライフワークのように同じテーマで挑むのはかなりのことだと(勝手に)思う。

Jetdaisuke_02

そしてそれは意味を持って成功していると思う。
脱皮する金色のボディは、文字通りセミヌードの美しさに満ちているし(結局、オヤジギャグですみません)、大判プリントの質感の見事さが迫る。
去年の写真展のときは、正直、蛍光灯の映り込むプリントより、EIZOの黒の締まった、それでいて階調の美しい4Kディスプレイの展示の方が印象的だったと記憶しているのだけど、今年はプリントの力が圧倒していた。
ハイエンドディスプレイの極みとも言えるEIZO(いまでもついNanaoと言っちゃうんだけどさ)が、こういう「プリント」主体のギャラリーを展開するのも素晴らしいことだと思う。

ただ、キヤノンギャラリーもそうなんだけど、メーカー系ギャラリーは日曜祝日が休館になるのが残念。この写真展も、土曜はあと1回のみ。

Jetdaisuke_03

そうそう、会場ではジェットダイスケ氏が在廊していて、一緒に写真を撮る人、サインをもらうひと、と大人気。
そして、美しいポストカードサイズの写真が4種類も「自由にお持ち帰りください」なのは豪気だなあと思ったのだけど、裏面を見て、さすがジェットダイスケ氏だと思ったのは内緒だ。

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2018年10月 5日 (金)

Photo EDGE Tokyo でEOS Rセッション

去年(2017)、参加したコマフォト主催のプロフェッショナルのための写真&映像展示会 Photo EDGE Tokyo 2018。今年は10月24日(水)、え〜、大学授業3コマの日なので行けないじゃん。悔しい。
と思っていたら、協賛社セッションで
広告写真家・南雲暁彦氏が語るEOS R SYSTEMの将来性
が発表された。

Akihiko_nagumo_photo_edge_tokyo

あー、やっぱ、EOS Rのセッションあるのか。
しかも南雲さんか。

Canon_session

先日まで、キヤノンセッションだけブランクだったので、これEOS R来るよなあ、と思っていたのだけど、やっぱりかあ。

ちょうど、EOS R発売前日のイベント。これは行くべきです〜。

EOS R & RF50mmF12L

実はワタシのところにもメディアレビュー用のEOS Rが来ていてテスト中。
南雲さん、フォトエッジとは別の場所で、情報交換しましょ〜(笑)

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2018年9月24日 (月)

変わるUI。iPhone Xs のとEOS R

iPhoneはスマートホンの基本ユーザーインターフェイスを発明したと思っている。ホームボタンは、あらゆるスマホのUIのデファクトスタンダードで、スマホのアイコンとも言えるものだった・・のだけど、アップルは1年前のiPhone Xで、自ら違うUIを提示、今回のX系3兄弟でホームボタン型UIにあっさりと別れを告げてしまった。

ネットを見ていると多くのユーザーが「すぐ慣れた」とか、「もうホームボタンに戻れない」と言っていて皆、順応性高いなあとアラフィフのロートルは思うのです。
時代とともに、あるいは機能的な理由でUIが変わっていくのは当然だし、「基本的には」好意的なんだけど、使い始めて3日たって、まだ慣れていないオールドタイプの違和感をあえて記録しておきます。
何ヶ月かたったとき、笑い話になるか、やっぱ、だよね〜になるかは、自分でも分からないので(笑)

Iphone_xs__01

iPhoneの操作系は、ホームボタンのあるiPhone 7 Plusでは左、ホームボタンのないiPhone Xs /XR 系では右。
iPhone 7 Plus
① 上からのスワイプ : 通知センター
② 下からのスワイプ : コントロールセンター
iPhone Xs Max
① 上(左〜ノッチ)からのスワイプ : 通知センター
② 下からのスワイプ : ホーム画面へ遷移
③  上(右)からのスワイプ :コントロールセンター

③はイイと思うんです。ノッチの左右、で機能が違う、と思えるから。
でも、②は同じアクションに違う意味(機能)を持たせてしまうのはどうかなあ、と。
コントロールセンターだそうとして、何度、ホーム画面を表示したことか
そして

Iphone_xs__02

ポケモンGOで、モンスターボールを投げるアクションでホーム画面に跳ぶのは勘弁して欲しい(マテ、そこか?)(笑)

そしてEOS R

EOS R 親指AFボタン_01

EOS Rは新しいユーザーインターフェイスとして、マルチファンクションバーが導入された。
最初、戸惑ったけれど、これにホワイトバランスや、拡大/縮小をアサインすると、一眼「レフ」では出来ない操作が可能になるのは、ミラーレス時代のUI提案としてとても面白い。
のだけど、
その割を食って位置が右寄りに移動したのが、俗に言う親指AFボタン。

EOS R 親指AFボタン_02

たしかEOS 5D Mark IIのときに、意識して使うようにして、いつの間にか自分の身体に染みこんだ操作系だけに、これは正直、まだ慣れていない。
カメラボディをホールディングしながら、その親指の先にあったボタンが、親指を曲げて押すボタン位置になっちゃったのはなあ。。。

慣れるかどうかは後日!

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2018年9月20日 (木)

ビデオSALON 10月号でフルサイズとマイクロフォーサーズ比較

ニコンとキヤノンの参入で一気に戦国時代を迎える気配のフルサイズミラーレスですが、その状況を踏まえてビデオSALON2018年10月号は「動画重視のミラーレス一眼選び」
その特集のなかで、「フルサイズとマイクロフォーサーズのボケを比較する」ページを書きました。誌面に載せられなかった比較作例をこちらで掲載。

MFT_Full_比較_5

原稿執筆時にEOS Rは未発表だったので、OM-D E-M1 Mark II とEOS-1D X Mark II(写真はEOS 5D Mark III)で。

50mm相当比較B_文字あり

モデルはYUZUさん

MFT_Full_比較_2

レンズはマイクロフォーサーズのボケを極める3兄弟
M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO、ED 25mm F1.2 PRO、ED 45mm F1.2 PRO。
フルサイズは
EF35mm F2、EF50mm F1.2L、EF85mm F1.4L。

M42vsFullseze

撮影も並べるのもタイヘンだった比較図。
誌面は他の作例もあるので、ぜひ。

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2018年9月16日 (日)

EOS R 体験会と絞りこみボタン

画像生成器としてのカメラはスペックからある程度、想像できるけれど、道具としてのカメラはやはり使ってみないと(せめて触ってみないと)分からない。
という訳で、EOS R の体験会へ。

Eos_r__01

写真は進化する。そうですね。そして深化もして欲しい。
カメラも、進化も深化もして欲しい。(ストラップはCPSラウンジのお土産です)

Eos_r__02

体験会後、お茶をした(一部お茶だけした)
・EOSとフルサイズαの両刀使い b's mono-log さん
・EOSとAPS-C αの クマデジタルさん
・EOSに浮気したものの、気の迷いだったと1年足らずで別れた家電女子さん
皆の感想はそれぞれのブログで読めます。

さて、今日、実機で確認したかったのはBさんもちょっと書いていますが、絞りこみ機能について。

Eos_r__03

EOS Rは前面から絞り込みボタンがなくなりました。
EOS 5D Mark IVはじめEOSの、いや、一眼レフの基本でもある絞り込みボタン(EOS-1D X Mark IIでは機能割り当ての出来るファンクションボタンとして2つもある)ですが、EOS Rはすっぱり削除。右手の中指、薬指はグリップのホールディングに集中しろという意図でしょうか。

Eos_r__04

絞りこみ機能は、ミラーありEOSに較べ膨大に増えたボタンカスタマイズ機能のひとつとして、いくつかのボタンにアサインして使うことになります。
αのように常時絞りを反映したプレビューではなく、絞りこみボタンを押したときだけ被写界深度がプレビューに反映される方式ですが、ボタンをおしたまま絞りを変えると、リアルタイムに被写界深度が反映されました。
常時反映設定は(現段階では)ないそうです。

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2018年9月12日 (水)

EOS R 一斉に予約開始

キヤノン次世代の覇権を占う新しいEOS、EOS Rの発表から1週間。各販売店で一斉に予約受付が始まりました。(逆に言うと今日まで予約自体解禁されていなかったということ?ですね)

備忘録として各販売店の予約価格を税込で書いておきます。

キヤノンオンライン 256,500円(ポイント換算後 254,125円)
ヨドバシ 256,500円(ポイント換算後 230,850円 233,182円)
マップカメラ 230,850円
フジヤカメラ 230,850円

Eos_r_rf50mm

ヨドバシのポイント換算値については、クマデジタルさんより指摘を受けたのでクマデジ計算式によって補正しています
また、ワタシはヨドバシのGOLD POINT + 会員なので11%相当のポイント還元になるため、それを勘案すると 231,082円になるそうです(クマデジタル)

マップカメラがヨドバシのポイント勘案値より安く、マップでヨドバシカードで買うと1%つくので(笑)それが最強かもしれませんが、フジヤカメラは下取交換だと査定額が15%あがるので、EOS 5D Mark IVを下取りに出して・・・と考える場合にはそれもいいかと思います。
(EOS 5D Mark IVをEOS Rに買い換えるメリットがどのくらいあるかは悩ましいところですが)

ただし、ヨドバシはここでちょっと悩んだように有料のプレミアム会員にしているので(自責故障、盗難、水没)補償が1年つくのはポイント(ヨドバシだけに)。

ただ、EOS-1D X Mark II を使っている身で言うと、未来への初号機を使うという楽しみと大幅に軽い重量という部分以外では、特にRじゃなきゃ、というアドバンテージは感じられないのが・・・。
(mono-logue的には次世代への初号機というのは大きなポイントですが)

とはいえ、今日現在、EOS 5D Mark IVが35万円近くする(ヨドバシ)ことを思うと、スペック上はそれに匹敵するEOS Rが25万円というのは、バーゲンプライスとは言わないけれどキヤノンの戦略プライスだとは思います。

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2018年9月 7日 (金)

EOS R : バッテリーグリップ BG-E22 と端子関係

EOS R : 4Kクロップの残念とマウントアダプターの◎との続き。
とはいえEOS Rについては多くのメディアが書いているので、あまり書かれていないことを。
バッテリーグリップ(縦位置グリップ)BG-E22

Canon EOS R_13

中堅機以上のEOSで縦位置撮影機能つきのバッテリーグリップが用意されるのは通例。昔はEOS Kissにもバッテリーグリップがあったほど。
サブ電子ダイヤル等の機能は従来のバッテリーグリップを踏襲しつつ、新規機能として
・USB充電機能
・ストロボシンクロ接点
を搭載。

Canon EOS R_17

そしてこれはEOS 5D Mark IV用バッテリーグリップ BG-E20から搭載だけど、ビデオボス(VHSピン穴)を搭載。あまり話題にならないけれど、これを出来てるスチルカメラってあんまり無いと思うのです。

Canon_eos_r_14

BG-E22と合体した状態のEOS R (キヤノン広報用写真より転載)
EOS Rが小さいせいで大きく見えます。そういえばカタログにもWEBの製品ページにも重量記載がない。
従来比で軽くなっている印象だけど、ここは不明。

Canon_eos_r_19

バッテリーの実装方法が変わって、こんな感じに。小型化のためか?(キヤノン広報用写真より転載)
発表会の時、バッテリーグリップにシンクロ接点がついたのを知らなかったのでチェックし損なったけれど、向かって右手前端のカバーがそれかな?

Canon_eos_r_15

なんでバッテリーグリップにシンクロターミナルが、といえば、EOS Rボディからシンクロ端子はなくなったから。このあたり、EOS RはEOS 5D Mark IVよりEOS 6D Mark II的なポジションだとイメージさせる。(キヤノン広報用写真より転載)

6Dっぽいと言うとリモコン端子がEOS 5D4、6D2等のN3端子ではなく、EOS 80D等のRS-60E3端子。なので(そのままでは)タイマーリモートコントローラーTC-80N3が使えない
ので、EOS RでN3端子のリモート機器を使う場合には、3年前から単品販売されているRA-E3を購入する必要があります。

ここまで書くとEOS 5D Mark IVより格下に見えるけれど、USB端子はUSB-Cになって本体充電が可能になった(充電OKであって給電OKではないみたい。未確認)り、HDMI端子から10ビット出力が可能になったり(本体内カード収録と排他利用かどうかは確認中)、機能向上部分も多いので悩ましい。
地味に評価出来る部分として抜けやすく(かつ)傷みやすい端子保護用のプロテクターが同梱されているのは◎。

Canon_eos_r_16

シンクロ接点はバッテリーグリップにあるからいいよね、と思ったけれど、シンクロ端子使うのって(主に)スタジオ撮影だよね。
そういうときはWiFiトランスミッター使うことも多いと思うんだけど、EOS R用のワイヤレスファイルトランスミッター WFT-E7B(Ver.2)にはシンクロ接点はない・・・_| ̄|○
(キヤノン広報用写真より転載)
バッテリーグリップとトランスミッターって同時使用できるんだっけ?(別売りのアクセサリーブラケットAB-E1を用いることでバッテリーグリップとの併用も可能らしい)

Canon EOS R_18

話を戻してBG-E22 の充電用端子はここ。
EOS Rのバッテリー LP-E6N用の充電器はコンパクトなので荷物減らし効果はたいしてないけれど、忘れたときにUSB充電できるのは便利かな。
あ、そっかBG-E22 だと2本充電仕掛けて寝ちゃえるのか(同時充電ではなく順次充電ですが)。

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2018年9月 6日 (木)

EOS R : 4Kクロップの残念とマウントアダプターの◎と

昨夜のCanon EOS R の初号機はガンダムじゃないエントリーの続きです。
米国映画風に言うなら、Hey,Siri。良いニュースと悪いニュースとどっちから聞きたい?

という訳で悪いニュースから。
EOS Rは4K対応。なんだけど、しれっとDCI-4KをやめてUHD 4Kに。
これ自体は製品のポジショニングゆえとも言えるので小さな残念、程度ではあるんだけど

EOS R の4Kはクロップのみ

は大きなバッドニュースだ。なに考えてるんだ、キヤノン。自ら切り開いたデジタル一眼動画でこれか。もう、膝かっくんされた気分。

クロップファクターは1.74。(会場の説明スタッフによるもので公式発表ではないです)
この数字を聞いて、ああ、やっぱりと思った。
キヤノンはEOS 4K初号機、EOS-1DCのとき、クロップ4Kを採用している。技術的(回路的)に、全画素読み出し&リサイズが出来なかったからとは想像するけれど、そのときの彼らのポリシーは「画素を弄らないドットバイドットの等倍切りだし、収録による画質最優先」。
そのコンセプトはEOS-1D X Mark II、EOS 5D Mark IVにも受け継がれた。
キヤノンの技術力の限界(これは必ずしも技術が低い、という意味ではなく、画質、放熱、コスト、の総合的バランス判断という意味も含めて)の言い訳的な部分もあったとは思うけれど、まあ、頑なにドットバイドット主義だった訳です。キヤノンは。

で、その代償も大きく、1DC→1DX2→5D4とセンサー画素数が大きくなるに比例して、クロップ率も大きくなる計算で。
で、1.74って、そう、EOS 5D Mark IVと近似のクロップファクター。
EOS Rの記録解像度は 6720 x 4480 pixel で、EOS 5D Mark IVと同じ。
ピクセル数が同じで等倍切り出ししたらクロップ率は同じだあね。

Eosr

ただし、EOS 5D Mark IVはDCI 4K、EOS RはUHD 4Kなので、長辺方向が短いけれど。

このクロップ4Kが製品ポジションゆえなのか技術的なものなのかは分からないけれど、EOS Rでいちばん残念な部分。HDMIから10bitスルー出力とか、凄く良くなった部分があるだけにがっかりです。

全画素読み出し→オーバーサンプリングのクオリティはソニーが実証しているのだから、キヤノンも次期EOS Rでは実装して欲しい・・・。

で、グッドニュースは充実のマウントアダプター。

Canon EOS R_11

もともとマウント内径が54ミリという圧倒的大きさのEFシステムの内径を継承するので、レンズの(アダプターによる)互換性はかなり期待できたのだけど、ほとんどのEFレンズが一切のエクスキューズなしに使えるという素晴らしさ。
写真は会場で試させてもらったマウントアダプター経由でのEF24-70mmF2.8。
合焦速度等は元のレンズのパフォーマンスをそのまま出せる、との話でたしかに俊敏。
(AFは少し迷ったけれど、理由は不明。)

Canon EOS R_09

そして通常型のマウントアダプターに加え、コントロールリング搭載のアダプター(左)、さらにドロップインフィルター搭載のアダプター(右)。
ああ、これは最高。特に可変NDフィルター搭載型は、これまでの一眼動画のウイークポイントであるNDフィルターワークの負荷を大きく減少させる飛び道具。
ただ、可変だけに色変化はありそう。この辺は実際に使ってみないとなんとも。

Canon EOS R_10

ちなみにマウントアダプターにはEF-Sレンズ用の白い指標が。
え?EF-S(APS-C)レンズも使えるの?EOS Rはフルサイズなのに
と思ったら、EF-Sつけると「自動で」クロップされ、ファインダーもAPS-Cモードに切り替わるそうな。

Canon EOS R_12

そしてフルサイズレンズ使用時にも設定でAPS-Cクロップが可能に。
ああ、ついに。
とするとRシステムで高速連射型の機体が出てきたらEOS 7D Mark IIのようなAPS-Cフラッグシップの立ち位置はなくなるかも。

続く

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Canon EOS R の初号機はガンダムじゃない

従来はプレス発表会の1〜2週間前に専門メディアの内覧会があるのが通例だった。のが、今回は一切無く、今日の発表がオフィシャルにはホントに初めてのリリースになった。
キヤノンの新しいマウント RFマウントと、その初号機、Canon EOS R。

Canon EOS R_01

発表会に呼んでいただいたので、速報的にファーストインプレッションを。
後日、ビデオSALON等でレビュー書く機会がある「かも」しれませんが、今日はホントに第一印象を。

Canon EOS R_02

私物のEOS 5D Mark III(左)とEOS R(右)。
思っていた以上にボリューム感の違いがあります。まあ、レンズが違うのでちょっとフェアではないですが。

Canon EOS R_03

RFレンズの先陣を切るRF24-105mm F4L IS USMをつけたEOS R。
ちなみにこの初号機にR1とかR5といったナンバーはない。
まあ、それはEOS M 初号機も同じで、2代目がEOS M2、M3、M5、M10・・・そしてEOS Kiss Mへ続いたので、次はR2?とか付くんだろう。

Canon EOS R_04

モードダイアルはなくなってシンプルな電源ダイアルに。
マイク孔が前面でなく上面にあるのはEOS M的。
個人的にはストラップホールのデザインと実装方法が変わったのが新鮮。

Canon EOS R_05

右肩。従来のEOSと似ているようで実際は大きな変化。
サブ電子ダイヤルはまるで他社製のように上面へ。これは新機能のマルチファンクションバーと親指を共有するためのデザインだと思うけれど、慣れるまでは戸惑いそう。
ちなみに前面に絞り込みボタンはない。(機能をどこかのボタンに割り当て可能)

Canon EOS R_06

サイドビュー
マウント部の金属が美しい。
これ「マウントコアデザイン」というデザインフィロソフィーらしい。

Canon EOS R_07

つまりRFレンズにはエンプラマウントレンズを出さないという意思表明?
ちなみにレンズを外す(電源オフ)とシャッターが閉じてCMOSセンサー部を覆う仕様。
これは◎

Canon EOS R_08

RFレンズの操作性、そして俊敏なAFは小気味よい。
でも、このRF24-105mmのラバー部の途中で段がある意匠ってどうなんだろう・・。

EOS R 初号機はガンダムではなくジムだった感は拭えないけど、連邦のモビルスーツが凄そうなのは分かった。
と帰宅しながらTwitterに呟いたら、マンフロットジャパン公式さんが、本日のマンフロット賞をくれた!(笑)

マンフロット賞ざぶとんを集めるといいことがあると良いなあ

マウントアダプターや縦位置グリップ、ニコン機との比較は明日にでも。
取りあえず初日の速報でした。とがんばって書いたけれど、ああ、日付が変わっていた。

EOS R : 4Kクロップの残念とマウントアダプターの◎と に続きます

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